ヤクルト戦1勝1敗。勝ち越しを作りたいですよね。とりあえず。
■相手投手の手玉に取られる
【2020年10月1日対ヤクルト戦】
本日の先発はDe武藤投手とヤクルト歳内投手でした。武藤投手は立ち上がりはよかったんですけどね。2回以降はボールが高めに入ってしまいまって2失点。以降のリリーフは全員好投でした。
本日は砂田投手が戻ってきましたね。まだ本来のピッチングとは言い切れないですが、三上投手同様、敗戦処理から這い上がってきてほしいです。
打線は歳内投手を前に沈黙。配球がうまいのかなんなのかよくわかりませんが、全くタイミングが合いませんでした。
試合はそのまま終了。先発ピッチャーに好投されて、継投にうまく繋がれると、”流れ”をつかませてくれない。今回も”やきう”はピッチャーによって左右されるということを証明するような試合でした。
■山下選手には選球眼も求めたい
7回裏2点ビハインド。2死ランナー1,2塁。先発の歳内投手は最大のピンチ。ベイスターズから見たら、歳内投手が疲れてきたこの場面が1番のチャンスだったのではないでしょうか。バッターボックスには代打の山下選手。代打陣の中では一番信用のおける選手とされているようです。
歳内投手は山下選手に対し、全球フォークで挑みます。フルカウントの末、山下選手が放った打球はボテボテのセカンドゴロ。チャンスを逸しました。
今季の山下選手は代打の切り札的な使われ方をしています。1軍に上がってきた当初はよかったのですが、9月の打率は0割台。最近は元気がないようです。本日の打席は何球か見逃せば四球になったはず。惜しかった。
代打の切り札で選球眼の良い選手というと下園選手を思い出します。ネット上では「ゾノアイ」なんて言葉も飛び交いましたね。代打には必要な技術の一つです。
今季、1軍にあがった当初の山下選手にはワクワク感がありました。狙い球を絞って、絞った球は必ずいい当たりをする。最近ではそのワクワク感が薄らぎつつあります。
山下選手の立場上、守備力なども鑑みたら、代打でしか生き残る道はないのではないかと思っています。(昨季の佐野選手にも同じようなことを言いましたが)それと今季は崖っぷちのシーズンでもある。
今季残り数試合しかありませんが、山下選手がやるべきことは狙い球を絞ることと選球眼を鍛えること。これが続けられるようになれば、まだ代打の切り札という椅子が残っている。
まだ打席を与えられる機会はあるでしょう。もう一度奮起してほしいと思っています。
ヤ011000000|2
横000000000|0
横浜スタジアム(ホーム)
De0-2ヤクルト
敗戦投手 武藤 (0勝1敗0S)