ベイスターズさんの来年以降を見据えた敗戦処理リリーフ陣問題

 広島戦2勝1敗。どうせなら勝ち越したい。

  ■京山投手と九里投手の違い

【2020年9月28日対広島戦】

 本日の先発はDe京山投手と広島九里投手。本日の京山投手はやや抜け球が多く、ストライクとボールがわかりやすい制球。でも5回で4安打1四球。でも3失点。効率よく失点されてしまいました。結果だけ見たら合格点なのですが、京山投手の本来の実力から考えたら、まだまだできるはず。精度を磨いてほしいです。

 打線は九里投手のピッチングにお手上げ状態。コースと高さを間違えないコントロールツーシームとスライダーの使い分けに翻弄されて完封負けを喫してしまいました。

 10101010というヌケヌケ状態で徐々に失点を重ねていき、流れも広島サイドに徐々に傾いていくという嫌な負け方です。

 やっぱり”やきう”は投手力。よっぽどすごい球がない限り、ある程度のコントロールを持った投手の勝ちなんだと思います。

  ■防御率1点台の伊勢投手

 本日は敗戦処理に出てきた3投手を取り上げます。まずは伊勢投手。

 ルーキーの伊勢投手は1年目から敗戦処理中心ですが、リリーフフル回転。7月中旬に2軍に落ちましたが、現在防御率は1点台です。

 150㎞越えのストレートと右スリークォーターから投げ込むスライダーが武器。そしてなにより投げっぷりと顔がいい。後ろから見てても、打者に向かっていく姿勢がリリーバー向きだと思いました。98年組の五十嵐投手を思い出しますね。背番号も13だし。

 将来的にはセットアッパーか抑えを担う投手になってもらいたいですね。首脳陣の起用方法もそうなってもらうように育成しているように見えます。

  ■ヤマヤス投手はいつよくなるのか

  3番手に登板したヤマヤス投手はピッチャー強襲ヒット、盗塁、内野ゴロ2つで1失点。内容的には悪くないように見えますが、1点リードの最終回やピンチの場面で登板させたいかと言われるとまだまだ。ストレートの力は戻ってきているようですが、ツーシームはまだ見極められています。

 よくわかんないですけど、鍛え方や体の使い方をイチから見直した方がいいんじゃないでしょうか。今日明日とかではなくて、1年後2年後、長期的にを見据えてほしいです。近くにいい教材があるじゃないですか。三嶋投手っていう。

 加齢や経年劣化などで、身体は日々変化しているので、ずーっと同じ調整では効かなくなる部分も増えてくると思います。どこに向かうかわかりませんが、うまくシフトチェンジできるようになればいいなあ。力のある投手であることは間違いないんだから。踏ん張って。

 ■三上投手は復活するのか

  ここ数日、敗戦処理での登板で仕事をこなしている三上投手。本日は4番手での登板です。

 三上投手は昨年5月にクリーニング手術を受け、シーズン後半に復帰するも調子は芳しくなかった。今季は復活の狼煙を上げるべく敗戦処理のマウンドに上がっています。

 本日は150km近いストレートを高めと低めに投げ分けつつ、スライダーで打ち取る、三上投手本来のピッチングのように見えました。

 本日のようなピッチングを続けていけば、また勝パでの登板も期待できるはず。ベテランの域に達しつつある年齢ですが、まだやれるというところを見せてほしいです。来季が楽しみな投手の1人ですね。

 

 次はハマスタで6連戦ですか。打線も投手陣も元気な姿を見せてほしいです。 

  

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マツダスタジアム(ビジター)

De0-4広島

敗戦投手  京山 (1勝1敗0S)