天王山の巨人戦…となるべき3連戦だったのですけど、CSなしで首位巨人と10ゲーム以上離されちゃうとなあ。。
■その球を待ち続けたオースティン選手
【2020年9月19日対巨人戦】
本日はDe井納、巨人戸郷の右腕先発対決です。井納投手は初回からストレートとスライダー、フォークをうまく織り交ぜるピッチング。ここ数か月の中では一番いい投球だったのではないでしょうか。
打線は…というより、本日の戸郷投手はコントロールにやや難があったというか、甘いところに入ってくることが多かったような気がしました。先制点の倉本選手の2回裏、2点タイムリーもよかったですが、試合としては3回裏のオースティン選手の3ランが決め手になりましたね。序盤で2点リードから5点リード。井納投手のピッチングからすると十分すぎるリードとなりました。
このときのオースティン選手への投球は、1球目アウトコーススライダーがファール。2球目アウトコース低めのフォークが空振り。3球目のアウトコース低めのフォークがファール。そして、4球目アウトコース高めに入ったスライダーをライトスタンドへ運ぶ本塁打。
簡単です。戸郷投手は、アウトコース低めに変化球を連投しておけば、空振り三振を取れたはずなんです。失投中の失投でした。
オースティン選手のある意味すごいのは、21打席ノーヒットであっても、低めの変化球を追いかけずに自分の間合いで空振りをし続けていたこと。本日の3ランは待ちに待った甘いボールをしっかり捉えきりましたね。
ベイスターズとしては打つべき球を待ち続けたオースティン選手の勝ち。巨人としては戸郷投手の失投で負け。序盤の1球が勝敗を決しました。
■今季、首位戦線に動きが出るとしたら巨人の気の緩み
ベイスターズさんは現時点で首位と11ゲーム。残り42ゲームで、首位巨人はマジック35が点灯しています。マジックは点いたり消えたりするし、自力優勝消滅も点いたり消えたりするものです。でも、まあさすがに離れすぎ。
巨人側としたら余裕で優勝できるゲーム差です。
ここで首位戦線に動きが出るとしたら巨人の気の緩みです。
巨人としたら前日は0-11で敗退。本日は0-6で敗退。これってもしかしたら気の緩みかもしれませんね。ちょっとした気の緩みで気づいたら長期連敗をしてしまう可能性がないわけではない。一回悪い流れにハマってしまうと、どんなにいいチームでも抜け出せなくなる可能性もあるわけです。
ベイスターズとしては、地道に勝てるとこを勝っていくしかないんですよね…
んー。なんか最近同じようなことばっかり言ってるような気がするなあ。
巨000000000|0
横02301000× |6
横浜スタジアム(ホーム)
De6-0巨人
勝利投手 井納 (6勝4敗0S)
本塁打 オースティン 6号(3回裏3ラン) 、 梶谷 12号(5回裏ソロ)