柴田竜拓のもうひと伸び問題

 神宮ヤクルト戦1勝1敗。本日は勝ちたいっすね。

 ■一つのエラーから負の連鎖

【2020年9月17日対ヤクルト戦】

 本日はDeピープルズ、ヤクルト高梨の右腕先発対決です。ピープルズ投手は立ち上がりはよかったものの2回裏に味方のエラーで失点。5回裏は濱田選手の被本塁打から一気に大崩れ。一回大きいのを打たれたり、出塁させたり、失点したりすると、ピープルズ投手は制球を一気に乱してしまいますね。打たせて取るタイプの投手なので、制球は生命線だと思うのですが、ここを修正できないと厳しいですね。

 打線は3回表と5回表にチャンスを作り、上位打線に回したものの不発。高梨投手の力のあるストレートと落差のあるフォークボールに翻弄されましたね。本日は1番から4番までヒットが出ませんでした。これじゃあ、点は取れません。

 試合は2回裏のエラー以降、打線も投手も悪循環に陥ったまま、0-9で敗退。蝦名選手がいいヒットを打ったなあくらいの印象しか残らない試合でした。

■レギュラーまであともうひと伸び…っていうところからもうひと伸びが足りない柴田選手

 2回裏、坂口選手がセンター前で出塁して、次打者廣岡選手がおあつらえ向きのショートゴロ。と思いきや柴田選手が悪送球をしてしまい、先制点を与えてしまいました。

 本日の試合はこのエラーが最後まで尾を引いたまま、取り返すことができないまま、試合が終わってしまいました。”やきう”ってのはワンプレーで試合の流れが左右しますね。

 柴田選手は守備が売りの選手です。本日のようなプレーがあったり、あと一歩で取れなかったりというプレーが結構あるんですよね。守備のスーパープレイヤーというところまではいかない。

 今季のバッティングは前半戦はよかったんですけどね。6月、7月と3割越えだったのですが、8月に調子を落として今の打率は.266。例年通りになってしまってます。

 そして、足はそんなに速くない。盗塁もできない。

 惜しいんだよなあ。もうひと伸び。そのもうひと伸びが伸びきれずに大卒で5年目です。

 凡事徹底しながら、打撃にしろ守備にしろ、何かもう一つ武器を作れたらいいのになあと思います。

 

横000000000|0

ヤ01003140× |9

明治神宮野球場(ビジター)

De0-9ヤクルト

敗戦投手 ピープルズ (2勝2敗0S)