蝦名達夫はどこまで成長するのか問題

 中日3連戦初戦です。なるべくなら落としたくないなあ。

  ■ゲーム運びがもう少し上手くなってくれればなあ

【2020年9月11日対中日戦】

 本日はDe井納、中日柳の右腕先発投手対決です。井納投手はストレートはよかったものの、コントロールが甘かったですね。フォークが抜けて崩れる井納投手。昔もよく見たなあ。それでも本日は6回3失点。一応、QSは達成してます。要所は踏ん張ったというところは、さすがベテラン。悪いながらもなんとかしてました。

 打線は柳投手の変化球に翻弄されてしまいましたね。疲れてきた6回に捉えかけましたが、いいタイミングで交代されてしまいました。後半もチャンスは作っていましたが、捉えきれず。無死1塁、もしくは1,2塁からうまく進塁させられなかったのが痛かったですね。ああいうところを無駄なく仕事できるチームが強いんだろうな。

 結果3-2の1点差負け。惜しかったなあ。

■蝦名達夫はスタメンで使われているうちにたくさん勉強してほしい

 9回裏1点ビハインド。2死1,2塁、投手は中日のストッパー・ロドリゲス投手。この場面でルーキー蛯名選手が登場します。前日にはプロ初安打で初本塁打。どんなボールにもブンブン振り回す姿は、ヤクルトの池山選手を彷彿とさせます。古いけど。

 初球のナックルカーブは見逃し。多分、蝦名選手はストレートを待っている。2球目のストレートはボール。よく見た。3球目に、来た。甘いストレート。しかし、振り遅れで空振り。4球目は低めにスプリットを落とされて空振り三振。中日バッテリーとしては、3球目の150㎞越えのストレートを空振りさせた時点で勝ち。ストレートを振り遅れているので、追い込まれた4球目にストレートを気にしながらの変化球対応なんか、今の蝦名選手にできるだろうか。難しいだろうなあ。

 蝦名選手にとって今の1軍のボールは勉強の場です。このボールを打てますか?と試されている。力はあるもののオースティン選手が戻ってきたら、スタメンに名を連ねることもなくなるでしょう。それまでにたくさん学んでほしいなあ。でも、当てにいくバッティングなんかしないで、振れるボールは全部フルスイングしてほしい。

 1軍での経験を持ち帰って、どれだけバットを自家薬籠中の物にできるかでしょうね。肩もいいし、足も速いので、期待したい選手の1人です。

 

中100200000|3

横000001001|2

横浜スタジアム(ホーム)

De2-3中日

敗戦投手  井納 (5勝4敗0S)

本塁打 ソト 13号(9回裏ソロ)※Deのみ