広島初戦を落としました。なんとか1勝1敗にもっていきたいところ。
■相手のミスで流れを引き寄せた
【2020年7月9日対広島戦】
本日はDe井納、広島森下のベテラン新人対決です。井納投手は低めに丁寧に投げぬき、森下投手はコントロールに苦しみながら球のキレで勝負していくピッチング。まるで前日とチームが逆になったのではないか。ある意味デジャブのような試合展開となりました。
ベイスターズ打線は森下投手の立ち上がりを攻めて先制。その後は前日の濵口投手のピッチングのようにランナーを出しながら抑えられてしまいます。
一方、井納投手は低めに丁寧に投げるピッチングで相手打線を翻弄していきます。
ポイントは1点リードの7回裏。ピッチャーを三嶋投手に代えたところで試合が動きそうな気配がします。1死からストレートに強い堂林選手がヒットで出塁。続く田中選手のエンドランで1,3塁。ここでベイスターズは石田投手に交代し、代打長野選手をフルカウントにします。次の球、広島サイドはダブルスチールを敢行するも三振ゲッツーに取ります。サードランナーの動きが中途半端だったのが目につきました。
ベイスターズは次の回でソト選手のタイムリーとオースティン選手の2ランで一気に試合を決めました。
6回以降はワンプレーで試合が決まります。
■中盤にフォークが落ちなくなる井納投手
開幕2連勝となった井納投手ですが、彼のウィークポイントは中盤にフォークが落ちなくなること。本日も4回裏にキレが悪くなってきたフォークを曾澤選手が痛打。1点差に迫るタイムリーヒットを打たれました。
今までは、次の回もフォークを投げ続けて逆転されてしまうことが多かったのですが、本日は5回からスライダーを主体としたピッチングに。6回はフォークをまぶしながら、ストレート、カーブ、スライダー、カットボールと持ち球を全て織り交ぜた配球でクリーンアップを三者凡退に切って落としました。
これですよね。井納投手の活かし方って。捕手は伊藤光選手でしたか。ほかの捕手もこの配球を見習ってほしいなあと思いました。
横200000030|5
広000100000|1
マツダスタジアム(ビジター)
De5-1広島
勝利投手 井納 (2勝0敗0S)
本塁打 オースティン 3号(8回表2ラン)