ヤクルト戦で連敗を喰らって、これからはビジター6連戦。まずは広島戦からです。
■いつ逆転されてもおかしくない展開で踏ん張るリリーフ
【2020年8月18日対広島戦】
本日はDe井納、広島九里の右投手対決です。ベイスターズは2回表に嶺井選手のタイムリーで先制。5回には連打で突き放します。本日はソト選手が復調の兆しが見られる2安打1打点。ロペス選手かソト選手が打てれば打線がつながります。
井納投手はコントロールはアバウトながら、スライダーをうまく使って好投。リリーフのエスコバー投手、パットン投手が崩れるも、平田投手や石田投手がフォローします。
1点差でクリーンアップに回ってくるところで9回は三嶋投手。気迫あふれるピッチングで逃げ切りました。
流れ的には、いつ逆転されてもおかしくない展開でしたが、リリーフ陣が踏ん張りました。やっぱり今の野球はリリーフ陣がしっかりしているチームが強いですね。
■井納投手専用機&左殺しの代打の切り札
本日、井納投手をリードしたのは嶺井選手でした。コントロールが甘くフォークの落ちが悪いものの、ストレートは力がありました。相手打者を追い込んだ後の決め球はスライダーにしていましたね。見事な配球だったと思います。今までは頑固な配球でよく打たれていましたが、うまく散りばめていました。
嶺井選手は8月4日から井納投手専用機として使われています。これまではリリーフ専用捕手という使われ方をしていましたが、配置転換されたようです。
また、左投手相手には打率.625と強く、左投手専用代打としても重宝されています。得点圏打率も.600と非常に勝負強いですね。(※8月16日現在)
チームの中では主役とは言い切れない立場ですが、最近はいぶし銀の仕事をしている大事な選手です。こういった選手がここ一番で大仕事をしてくれそうな気がします。2016年のCSファーストの3戦目のタイムリーのように。
横010030000|4
広000000300|3
マツダスタジアム(ビジター)
De4-3広島
勝利投手 井納 (4勝3敗0S)
セーブ 三嶋 (0勝1敗7S)