ベイスターズさん、みんなで勝った試合をどれだけ増やせるか問題

 ベイスターズさん、連敗後の連勝中です。連敗分をどれだけ取り戻せるでしょうか。

 ■主導権を渡さず、次にもつながる勝ち方

【2020年7月25日対広島戦】

 本日はDe今永、広島床田の先発左腕対決です。今永投手はストレートを高めに、チェンジアップやフォーク系を低めストライクからボールになるところに制球していきますが、カットボールやスライダー系が甘く入るなど、コントロールに苦しんでいたように見えました。球数が増えて、悪いながらも、失点をなるべく抑えます。

 ベイスターズ打線は序盤に佐野、宮崎、ロペスの3選手によるタイムリーを重ねると、中盤に代打乙坂選手が3ラン。リリーフ陣はエスコバー投手が無死満塁を切り抜け、ヤマヤス投手が今季初の三者凡退。主軸から脇役まで、みんなが活躍した試合だったと思います。

■優勝するチームって、主役から脇役まで全員がいい仕事をしている

 と思うんです。大体ね。その方がドラマとして盛り上がりますよね。あいつも活躍したし、こいつも活躍した。次は誰が活躍するんだ。みたいな流れ。

 ドラマとして盛り上がれば、見ているお客さんも盛り上がるし、チーム内も盛り上がる。盛り上がれば、チーム内の各選手が日々、テンションが上がるし、気分がよくなる。気分がよくなれば、試合への取り組み方も変わってくる。人間なんてそんなもの。勝てば官軍。

 打撃陣は主軸がほぼ好調。代打陣も、山下選手、乙坂選手、中井選手と何かやってくれそうな選手が増えてきました。

 先発陣も平良投手や大貫投手など、昨季までは主力とは言い切れない投手が活躍。リリーフ陣はまだ不安定ですけど、国吉投手や平田投手あたりが、そこそこいいピッチングを続けています。

 今は巨人が一歩リードしてますけど、次のカードで必ず叩いて、上位についていってほしいですね。そうすれば必ず”優勝”の2文字が見えてくるはず。

広000200000|2

横20100300× |6

横浜スタジアム(ホーム)

De6-2広島

勝利投手  今永 (3勝2敗0S)

本塁打 乙坂 1号(6回裏3ラン)