ベイスターズさんの相手投手に好投されてるとき問題

  ぬけぬけが続いています。順番的には本日は負け。一度、連勝をして勢いづけてほしいですね。

 ■中日松葉投手が目指す”移籍後初勝利”というワードに引きずられる【2020年7月15日対中日戦】

 本日はDe濵口、中日松葉両投手の対決です。濵口投手は本日もコントロールが定まらないものの、得意のチェンジアップで空振りをとっていきます。中日松葉投手は、ストレートが140㎞程度ではあるものの、スローカーブが100㎞台。コントロールと緩急で丁寧にベイスターズ打線を封じ込めます。

 先制したのは中日。高めボール球要求がど真ん中に入ったのをビシエド選手が叩き、2点タイムリー。ベイスターズはソト選手が難しいボールをライトスタンドへと放り込み、1点差。両チームともにリリーフ陣が気迫あふれる投球を見せ、緊迫した展開は終盤までもつれこみます。

 最大の山場は8回表の1死満塁の場面でした。チャンスに強いロペス選手は相手・福投手の内角攻めに釣られて空振り三振。2死満塁となり、宮崎選手はカウント2-1のヒッティングチャンスから思いっきり引っ張るも、サード石垣選手のダイビングキャッチで、チャンスをものにできませんでした。

 試合もそのまま1点ビハインドで敗退。最後の最後までどっちに転ぶかわからない試合展開でしたが、中日サイドのチーム全体の「松葉投手に移籍後初勝利を」の気持ちに負けてしまったような感じでした。試合の流れってやつは終盤での”ミス”や”好プレー”などに影響されやすいものですが、「チーム全体の気持ちポイント」みたいな特別加点もあるようです。

■相手投手に好投されているとき、ランナーを動かせないか

 ベイスターズさん、相手投手に好投されていると手も足も出ずに負けることが多いですね。当たり前っちゃあ、当たり前なんですけどね。好投されてるんだから。でも、手を出そうとすることはできると思うんですよね。

 少ない点数で争っているとき、ベイスターズさんの勝てるパターンは本塁打での得点くらい。足で稼いで点を取るという”やきう”を見ることが少ないかな。前回阪神戦勝利時の梶谷選手と前日の柴田選手の好走塁は、よかったですけど。

 打線的には、オースティン選手がケガで抜けて、長距離砲が少なくなってきた。柴田選手や桑原選手がスタメンで使われることも多くなったので、機動力的なことも使ってみたらいいんじゃないかな。特に1点がほしいとき。

 本日の試合では、7回表1死で倉本選手が出塁して、代打神里選手のときにエンドランをかけてもよかったんじゃないかなあと思いました。うまくいけばランナー1,3塁で打席には梶谷選手。一気に勢いづくことができて、相手投手に大きなプレッシャーをかけられます。

 そういう”やきう”、慣れてないから難しいかしら。

 

横000001000|1

中00200000× |2

ナゴヤドーム(ビジター)

De1-2中日

敗戦投手 濵口 (1勝1敗0S)

本塁打 ソト 6号(6回表ソロ)