バンテリン中日3連戦で2勝。もう一つ勝って、貯金を作りたいところです。
先発は大貫投手。立ち上がりは悪かったというかタイミングが合わされてしまっていたかなという印象です。初回に上林選手の2ラン被弾。スプリットが落ち切りませんでした。ただ、2回以降は好投。ストレートの配分を相手選手によって変えつつ、的を絞らせませんでした。大貫投手に関しては、ピッチングは置いておいて、6回表のバント失敗が痛かったなあと思っています。無死のランナーだったので、あれが決まったら展開も変わったのではないかと思ってます。
相手先発は大野投手。ベイスターズ打線は高低を使ったピッチングに翻弄されます。試合は2点ビハインドのまま最終回へ。相手はストッパーの松山投手がマウンドに上がります。ここで佐野選手と三森選手が粘って1点は奪いますが、ここまで。僅差で敗れてしまいました。
■卓球のカットマンみたいなバッティングをする三森選手
本日、敗退しましたが、最後の最後で悪あがきができたのは三森選手のおかげ。松山投手の150km越えのストレートを打ち返し、2死から1点を取り返しました。
三森選手はベイスターズ打線の中では異質のバッターだなあと思っているんです。しっかりスイングをかける選手の多い中で、三森選手は卓球のカットマンみたいなバッティングをするなあと。
卓球のカットマンはボールに下回転(バックスピン)をかけて相手のミスを待つ戦法。三森選手はボールに対して下回転をかけることで打球を上げて外野の前に落とすような打ち方をしているように感じるのです。
初球からスイングをかけつつ、追い込まれたら粘りながら、相手のミスを待ちながら好球を誘うスタイル。それこそ”カットマンバッティング”と言えるのではないでしょうか。
慣れないポジションを守らされることも多い三森選手ですが、守備での好プレーも多く、チームを下支えするような活躍を見せています。しかも26歳という若さ。これからもどんどんベイスターズで暴れ回ってほしいなと思います。
【2025年5月7日対中日戦】
横000000001|1
中20000000× |2
バンテリンドーム(ビジター)
De1-2中日
敗戦投手 大貫(0勝2敗0S)