2024年の対巨人戦の苦手意識解消されず問題

 あと1勝でCS決定。本日は東京ドーム巨人戦です。

 先発は石田裕太郎投手。ランナーを出しながらも踏ん張りつつしのいでいきます。しかし3回裏、内野安打で出したランナーをバントで送られ、次の佐々木選手に粘られてからのセンター前タイムリー。これは根気負けでした。続くオコエ選手の初球をスタンドに運ばれ3失点。6回裏にも門脇選手のタイムリーで計6回4失点という結果でした。ボールがそこまで強いわけではないので、ちょっとでも甘く入ると厳しいですね。一人立ちするには、まだまだ精進がいるんじゃないかなあと思いました。

 打線はオースティン選手のソロ弾と筒香選手の犠飛の2点のみ。相手先発は苦手とする山崎伊織投手でした。低めの変化球に簡単に引っかかって、なかなか攻めきれませんでしたね。

 試合自体は淡々と進んであっさり負けてしまったという印象でした。

■相性の悪さは早めに解消しないと、翌年まで持ち越される可能性も

 今季の巨人戦は8勝16敗。防御率は3点台にとどまっているものの、打率は2割9厘。まるで手が出ずに試合が終わってしまうような場面を何度も見ました。本日もそんな試合の1つ。苦手意識は年を超す場合もあるので、最終戦はなんとかしたかったですね。

 ベイスターズさんは10年近く阪神を苦手としていましたが、やっとのことで近年はトントンの成績になっています。逆に対中日戦は5年連続勝ち越しがあって、2020年だけ大幅負け越し。2021年からは4年連続勝ち越しと長い期間、得意としています。

 巨人戦の場合、特に苦手投手を多く作ってしまっているのがネックです。とりあえず、本日は広島さんの敗退でCS出場が決まったので、CSファイナルまでなんとか勝ち上がって、もう一度、今季に巨人戦を行って、苦手意識を解消してほしいなと思っています。

 ・・・それにしても、ウェンデルケン投手の離脱(右胸鎖関節炎症)は痛いですね。

 

【2024年10月2対巨人戦

横000001100|2

巨00300100× |4

東京ドーム(ビジター)

De4-2巨人

敗戦投手 石田裕 (4勝3敗0S)

本塁打 オースティン 25号(6回表ソロ)