神宮ヤクルト3戦目。神宮での試合は今期最後です。
神宮らしい打ち合いの試合です。先発のケイ投手は4回2/3で自責3の4失点。打線は先制2ラン、中押し3ランと序盤から突き放します。
神宮なので、いつどうなるかはわからない展開になるかなあと思いましたが、中川颯ー伊勢ーウィックと3投手がランナーを出しながらも抑えきり、ラストは坂本投手が三凡でピシャリ。神宮ヤクルト戦は勝ち越しで3連戦を終えました。
■バットがすっと出てくる佐野選手
本日は佐野選手が先制弾を含む3安打2打点の大活躍。ここ数日は佐野選手らしい打球が増えているような気がします。
昨年の佐野選手は肩に力が入っていたような気がしたんですよね。初球のボールになる変化球も無理くりフルスイングをしていたような打席が多かった。
本日の1打席目は1-1カウントから中に入ってくるスライダーをスパンと体を回転して振り抜いた2ラン本塁打。4打席目、5打席目のヒットもボールに逆らわないヒット。体に無駄な力が入っていないので、すんなりとボールに対応できているように見えます。
体に無駄な力が入ると関節周りの動きが不自然になります。力が抜ければ肩、肘、手首と関節の動きでバットにしなりというか、スピード、いわゆるスイングスピードに反映させることができます。これは勝手な想像なんですが、佐野選手、キャプテンをおりてから気持ち的にちょっと楽になったんじゃないですかね。
まだまだ活躍してもらわないと困る選手なので、ケガなく、好不調の波なく1試合1試合戦っていってほしいなと思っています。
【2024年8月25日対ヤクルト戦】
横203041000|10
ヤ010120000|4
明治神宮野球場(ビジター)
De10-4ヤクルト
勝利投手 ウィック (4勝1敗1S)
本塁打 佐野 8号(1回表2ラン) 宮﨑 10号(3回表3ラン)※Deのみ