前日は6点差をひっくり返された試合。切り替えて神宮ヤクルト戦です。
先発は吉野投手。立ち上がりからヒットでランナーを出すものの粘りの投球を見せました。逃げることなく、四球で崩れることなく、ゾーン内で勝負。球数はかさみましたが、5回2失点。球場の狭い神宮球場では上々の結果ではないでしょうか。
打線はなかなか相手先発の高梨投手を打ち崩せませんでしたが、中盤から反撃。山本選手の2ラン、佐野選手のソロ、桑原選手の2ランとホームラン攻勢で5得点をあげました。この中では桑原選手のホームランが私の好みです。一塁にいる足の早い梶原選手の盗塁警戒させて、ストレートを狙い打ち。機動力と大技の連動といいますか、梶原・桑原両選手の長所がつながった瞬間が垣間見られたような気がしました。
試合はウィックー伊勢ーウェンデルケンー森原とリリーフ陣4投手でつないで勝利。先発の吉野投手はプロ初勝利ですね。おめでとうございます。
■なんとかストレートで押し込んだ伊勢投手
本日もちょっぴり不安な面を感じさせたリリーフ陣。なかでも伊勢投手は無失点に抑えたものの2被安打。制球がやや甘めなのかなあという印象でした。
ただ、ストレートで押し込んで2アウトまで持ち込み、最後はアウトローのストレートがビシッと決まって見逃し三振。このボールは最高でした。
シーズン当初からなかなか本調子からはほど遠い状態の伊勢投手。本日のストレートがきっかけとなって何かを思い出してくれてればいいなあと思いました。
【2024年8月23日対ヤクルト戦】
横000021200|5
ヤ011000000|2
明治神宮野球場(ビジター)
De5-2ヤクルト
勝利投手 吉野 (1勝1敗0S)
セーブ 森原 (2勝6敗22S)
本塁打 山本 5号(5回表2ラン) 佐野 7号(6回表ソロ) 桑原 3号(7回表2ラン)※Deのみ