ハマスタ阪神戦2戦目です。前日は熱闘の末、延長ドロー。本日は勝てるでしょうか。
先発は濵口投手。毎回のようにランナーを出して球数が嵩んでいきますが、なんとか5回1失点でまとめます。押しだしの1失点ですが、前回登板よりもコースぎりぎりを攻めた上での四球だったので、まだいい方かなあ。試合中、ずっと雨だったことも鑑みても、まあね。
打線は6回まで相手先発のイトマサ投手にノーヒットピッチングをされていましたが、7回先頭、佐野選手がヒットで出塁すると、山本選手のタイムリーと阪神森下選手の後逸で一挙3点を上げて逆転。しかし、試合は9回にマウンドに上がったヤマヤス投手が1死もとれずに無死満塁のピンチを作って降板（自責3）。急遽、肩を作り直してマウンドに上がった徳山投手も抑えきれず（自責1）と逆転を許してしまって敗退です。
雨の中の試合なので、両チームの選手とも難しい環境での戦い方を強いられたと思いますが、結果はベイスターズさんの自滅という形となってしまいました。
■今のチームの屋台骨を支える山本祐大
山本選手はね。調子を上げているヤクルト・村上選手に3球続けてカーブで入ったり、昨日のヤマヤス投手では10球以上ストレートを要求したりと、結構、裏をかいたリードをすることがあるんです。裏をかくというだけでなく、本日は打ち気まんまんだけど、結果が出てない阪神佐藤選手相手に変化球から入って空振りを取ったり、阪神サイドが濵口投手相手に目線をあげて、低めに手を出さず、高めのボールを狙いに来ているのを察すると、低めのストレートで見逃し三振を狙いに行ったりと、状況によってさまざまなリードをみせてくれるので見応えがあるんですよね。
打者としては、チーム打点トップ。1番2番の調子が上がらずに、クリーンアップはヒットが出ている。そうなると6番の山本選手にチャンスがまわってくる。今季の山本選手は、ボールに対してシンプルにバットを出していて、右方向は6割以上の打率を残しています。打率も3割越え。
そんな中、ベイスターズの今季の先発投手陣は、コントロール難の投手が多いので、山本選手が相当苦労しているように見えるんですよね。対戦チームの各選手を相手にさまざまな工夫をして抑えようとしているにもかかわらず、抜け球連発。ストライクが全く入らずに四球に出たときの山本選手の顔がね、もう、なんとも言えないというか。人がよさそうなんで、怒れないのかな。っていう顔をしてるんですよね。
打線も投手陣も首脳陣も。チーム全体の課題が山本選手の両肩にズシリとかかっちゃってる状態です。なんとか、負担軽減できるようにならないものかなあ。
神００００１０００４|５
横００００００３００|３
横浜スタジアム（ホーム）
De３-５阪神
敗戦投手 山﨑 (0勝1敗3S)
