アンドレ・ジャクソンのコントロール問題

 筒香選手のベイスターズ入りが決まりましたね。調整期間があるかと思いますが、早く1軍でユニフォームを着る姿を見てみたいですね。

 2カード連続負け越しのベイスターズさん。本日の先発はジャクソン投手でしたが、初回先頭連続四球からの押しだし込みで3失点。2回裏はちょっと落ち着いたかと思いきや、3回裏は2死から本塁打を打たれて、その後大崩れ。2回2/3で8失点という結果となってしまいました。

 攻撃面では2回表に宮﨑選手の本塁打が飛び出しますが、大量点差を追いかけきることはできず。敗退です。

■コントロールが悪いというイメージが相手に植え付けられるということ

 ジャクソン投手はオープン戦では悪くなかったんですけどね。コントロールもまとまりがあって、150km超えのストレート、チェンジアップ、ナックルカーブとそれぞれキレがよかった。練習試合とオープン戦では3登板、7回投げて無失点。四球は1。

 しかし、公式戦に入ってから徐々に四球が増えてきました。4月2日は6回を投げて3四球。4月9日は5回を投げて4四球。本日は2回2/3で4四球でした。

 公式戦になると球場の雰囲気ががらりと変わります。初めて投げる球場も多い。なかなか自分の投球をつかむのが難しかったりするのでしょうか。

 ただ、こういう投球が増えてくるとコントロールの悪い投手というイメージがついてしまいます。そうなるとストライクからボールになるナックルカーブやチェンジアップなどに相手打者が手を出してくれなくなるんじゃないですかね。また、捕手としても配球の構成を立てづらくなりますね。

 ジャクソン投手、ボール自体はよさそうな気がするんだけど、もったいないなあと思ってしまいます。ゾーンで勝負できれば結果は出てくると思うんだけどなあ。

 

【2024年4月16対広島戦

横010100000|2

広30501011×|11

マツダスタジアム(ビジター)

De0-9広島

敗戦投手 ジャクソン (1勝2敗0S)

本塁打 宮﨑 1号(2回表ソロ)※Deのみ