林琢真はレギュラーを取れるのか問題

 CSのかかったハマスタ巨人戦、初戦敗退で2戦目です。

 先発は大貫投手。序盤はストレートとツーシームを多用しつつ、中盤からスライダーとスプリットを増やしていくという構成の配球でした。7回表に先頭を四球に出したのはよくなかったですね。終盤を粘れれば最高のピッチングとなるところでした。結果は6回1/3で無失点です。

 打線は林選手のタイムリーで先制するも、相手先発のメンデス投手の荒れ球と巨人リリーフ陣の好投に沈黙。試合はロースコアで展開していきます。

 大貫投手が降板した7回表は一人一殺の細かい継投で乗り越えました。8回のウェンデルケン投手はランナーを出しながら無失点に、9回は森原投手は三者凡退で抑えて大きな辛勝となりました。

■本職セカンドではなく、ショートスタメンが多い林選手

 オープン戦頃から私が期待していた林選手が本日お立ち台に立ちました。オープン戦では好調だったもののシーズンに入ると不調で抹消。ケガや体調不良などもあり、苦難の1年目でしたが、9月は打撃好調でショートスタメンで起用されることが増えました。

 ただ、本職はセカンド。セカンドには4番打者の牧選手がどっかりと座っています。ですが、ドラフト時には「ショートもできる」と判断して獲得。現在、ショートの守備ではミスやエラーも多いですが、着実にプロ野球選手としてステップアップしているように感じます。

 バッティング面では粘りながら出塁するような打席が多く見られるようになりました。本日のタイムリーでは初球のストレートを泥臭くセンター前に運びました。相手投手が嫌がるような打者だなあと感じました。

 鈍足(失礼!)長打者の多いベイスターズの中では貴重な選手として、今季を走り抜け、来季には大輪の花を咲かせてほしいと思っています。

 

【2023年9月25日対巨人戦

巨000000000|0

横01000000× |1

横浜スタジアム(ホーム)

De1-0巨人

勝利投手 大貫 (4勝4敗0S)

セーブ 森原 (2勝1敗17S)