三嶋一輝の甲子園球場問題

 3連敗で引き分けを挟んでます。本日からは甲子園阪神3連戦。まずは連敗を止めたいですね。

  先発は大貫投手。低めの変化球を丁寧に投じつつも右打者のインコースもついていく、大貫投手らしいピッチングでした。本日はストレートも力強く、140㎞後半くらいまで球速が出ていました。

 打線はなかなか相手先発の青柳投手を打ち崩せませんでしたが、併殺崩れで先制。森選手のタイムリーで追加点をあげることができました。

 大貫投手は6回無失点で降板。7回、8回とエスコバー投手、ヤマヤス投手でつなぎ、万全を期して、9回には三嶋投手が登板しました。

 しかし、三嶋投手は2死1塁まではよかったのですが、5連打を浴びて逆転サヨナラ負け。勝てた試合でしたが、悪い意味で奇跡が起こってしまったということなんでしょうか。連敗中の悪い流れが未来へ引き継がれてしまいました。

■2年前の1カード2サヨナラとか

 三嶋投手の甲子園球場というと思い出すのが、2019年ゴールデンウィークの1カード2サヨナラ。2017年にも鳥谷選手2001本目安打のサヨナラタイムリーというのがありました。相性が悪いんでしょうね。いいイメージがあまりないですもの。

 本日はストレートもスライダーもフォークもそれほどわるいようには思えませんでした。なんなら、追い上げられるもまだ1点リードのときのマルテ選手に投じたアウトローストレートは見逃し三振かと思うほどのすごいいい球だったしさ。それまでもコースぎりぎりに投げて打たれたのが結構あったしさ。

 確かにマルテ選手へのストレート以降はやや甘くなってしまったように見えましたが、観ていて「これはもうしゃーないな」と思ってしまった。勝ってほしかったけどさ。

 ショックの大きい敗戦でしたが、三嶋投手にはこれに懲りずにまた甲子園のマウンドでしっかりと戦ってほしいなと思いました。

 

【2021年7月12阪神戦】

横001000200|3

神000000004×|4  

阪神甲子園球場(ビジター)

De3-4×阪神

敗戦投手 三嶋 (1勝4敗15S)