【2022年反省会】三浦ベイスターズは本当に強くなったのか問題~投手陣の底上げ~

 年末も差し迫って参りました。現役ドラフトも終了し、新外国人も獲得。ベイスターズさん的はそろそろ仕事納めですかね。

 今季、ベイスターズさんのチーム防御率は3.48で広い球場をホームにする阪神さん、中日さんに次ぐ3位。昨季のリーグ唯一の4点台だったリーグ最下位から比べると、確実に底上げされています。

 特に四球の減少が顕著です。2021年の461から2022年の408と53も減っています。ただ相対的には四球数リーグ4位からリーグ5位に落ちているので、まだまだ改善の余地はありそうです。確かに、ホーム球場の狭さから考えると、厳しいところに攻めざるを得ない面もあるので、難しいところでもあるんですよね。それでも、三浦監督始め斉藤コーチ、相川コーチなど首脳陣が課した「全員が80%以上の確率で投手有利なカウントをつくる」という目標は、ある程度結果を出せたと言えるのではないでしょうか。

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 先発陣は今永投手と大貫投手が2ケタ勝利をあげ、濵口投手8勝、石田投手7勝。リリーフ陣もヤマヤス投手、エスコバー投手に加え、伊勢投手、入江投手と若手投手が奮迅の活躍を見せてくれました。

 投手陣の底上げは、少しずつではありますが、成果が見え始めていると思います。ただ、優勝するにはまだまだ、他チームと比べると、優っているとも言いがたい。先発投手はそれぞれプラス3勝、リリーフ陣はそれぞれタイトルを取り切るくらいの成績を残せるくらいでないと、優勝には手が届かないのではないかなと思っています。