ベイスターズさん、対カープ連敗を止められない問題

 前日は大差で負けてしまいました。広島戦、なんとかまずは1勝したいですね。

 本日はベイスターズが上茶谷投手、広島・森下投手が先発。両投手ともコース、緩急を投げ分ける立ち上がりでした。印象としては上茶谷投手の方がややボールが高かったかもしれません。

 先制点をもぎとったのは広島。3回裏、堂林選手にインハイのストレートをうまくセンターバックスクリーンへと運ばれてしまいました。

 ベイスターズさんは打線がチャンスをことごとくつぶしてしまったのも、相手チームへと流れを渡してしまった原因かもしれません。また、タイムリーになりそうなところを本塁刺殺、ヒットでつないだかと思ったところを2塁刺殺と相手チームの好守にも阻まれてしまい、どうにもこうにも流れに乗れません。

 好投を続けていた上茶谷投手も、6回裏につかまってしまい、大和選手のイレギュラーエラーもあって一挙4失点。打線も終盤は完全に沈黙してしまい、終わってみれば大量6点差で敗退です。

■気持ちの持ちようによってパフォーマンスに変化が生じる

 ベイスターズさん、昨年からカープに対して対戦成績が急に悪くなりましたね。ちょうど、三浦監督に代わってからというのが不思議なところなんですけども。

 ちょっとした物理的変化によって人間の気分が変わることはよくあることです。アイスを買って当たりが出て、今日はなんかいいことがありそうだ。と思ったりね。

 スポーツも気分の持ちようによって、パフォーマンスに変化が生じることもよくあることです。私は高校のときにバレーボール部にいたのですけど、例えば、サービスエースを相手側が連発すると、さすがに、一つ止めなきゃいけないなと思うんですけど、逆に体がガチガチになったりしてね。取れるボールもとれなくなってしまったりする。逆もしかりで、アタックやらブロックやらが決まるようになると、不思議とポンポンと点が取れるようになっていくこともあるんですよね。気分がよくなってパフォーマンスもよくなるんじゃないかと思うんです。ランナーズハイとかゾーンに入るとかよく言われますけどね。これ、”やきう”においてもそれに近いことが起こるんじゃないかなと思うんです。この連鎖がいわゆる”試合の流れ”を作るんじゃないかと。

 本日の上茶谷投手、コースには決まっていたんですが、なかなか低めの変化球を振ってくれなかったんですよね。困った末にストレートを投げたら痛打されてしまう。交代した三上投手にもそういうことが起こりましたね。これ、カープ打線が前日の試合で気分が楽になって、しっかりと判断ができるようになってしまったんじゃないかと思うんです。

 昨季の不調のソト選手はアウトコースのボールになるスライダーに手を出して凡打になることが多かった。「打たなきゃ」という焦りがあって、手が出てしまったんじゃないでしょうか。対して、今季は手を出さないですね。今季はライト方向への意識があるので手を出さないというのもあるかと思うんですけど、ヒットが出ているので、焦りがなくストライクボールの判断がきっちりできているのではないかと。

 数値化できない話なので、エビデンスがどうかとか聞かれると困るんですけど、仮説としてね。そういうこともあるんじゃないかと。それくらいの気分で読み流してくださいね。

 とにかくベイスターズさん、広島戦5連敗と苦々しい気分ではあるかと思うのですが、明日はなんとか勝ってほしいですね。1球1球丁寧に、勝機を見つけていってほしいなとと一ファンは思うわけです。

 

【2022年4月23対広島戦】

横000000000 |0

広00200400× |6  

マツダスタジアム(ビジター)

De0-6広島 

敗戦投手 上茶谷 (2勝1敗0S)