石井琢朗コーチとランナーを進めるバッティング問題

 3月8日現在でベイスターズさん、オープン戦首位です。ここ数年にはない成績ですね。この調子の良さはなんでしょうね。

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 キャンプでやってきたことを続ける...投手陣でいうと、キャンプ初日から一週間はストレートしか投げない。実践ではストライク先行を意識していく。野手陣では走者を置いての進塁打のシート打撃なんかもありましたね。

 進塁打の練習は誰が発案者なのかはわかりませんが、石井琢朗コーチの趣向のような気がします。

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 では、進塁打とはなにか。ボテボテのゴロでもエンドランでも本塁打でも進塁は進塁。ただ、ゲッツーだけは避けたい。これが進塁打なんじゃないかなと思います。じゃあ、全部本塁打を狙えばいいじゃないかとなりますが、長打を狙って思いっきり引っ張ろうとして引っかけてサードゴロなんてこともある。最悪ですね。

 例えばですね。無死一塁の場合、相手の守備は二遊間を狭めてゲッツーを狙いに行きます。すると一二塁間と三遊間は空きますね。サードゴロは最悪。となると、右打者であれば、なるべく右方向へのバッティングを心がけます。もしインコースを攻められたとしても、右方向への意識があればサードゴロは減る。三遊間のボテボテのゴロがヒットになる確率が増える。こういった意識付けによって、チャンスを拡大する可能性を高めている。っていうことなのではないかと素人考えではありますが、思うわけです。

 今のベイスターズさんは、どうやら進塁打に関しては徹底しているようです。むしろオープン戦の犠打はゼロ。犠打は犠打でオープン戦のうちに練習はしておいた方がいいとは思いますけどね。

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 今季のベイスターズさんは選手の陣容はあまり変わりませんが、内容に変化が見られます。ランナーを置いたときのバッティングが選手それぞれ、どのように意識しているのか注目してみると、また違う角度から”やきう”を楽しめるかもしれませんね。