楽天にいた藤田選手がベイスターズに帰ってきましたね。守備の名手で、ベイスターズ時代は某掲示板では”藤田プロ”なんて呼ばれていましたね。背番号は3番。優勝経験をベイスターズの選手たちに伝えていってほしいなと思います。
今回は今季書きそびれた話をしたいと思います。どうもシーズン中はなかなか守備のことを書きづらいんですよね。今回は下手だ下手だと言われていたソト選手の守備のお話。
ソト選手はこれまでライトを守ったりセカンドを守ったり、なかなか守備位置を固定できていませんでしたが、今季は完全にファースト固定。2019年のキャンプ時にロペス選手とともにファーストを守っていたので、気にはなっていました。ソト選手ファースト守備、何気にいいと思いませんか。
今季のソト選手のファースト守備は守備率.996とリーグトップ。かつては苦手であったであろうランダウンプレイも上手くこなし、変則ゲッツーなども多々見られました。バックホームのコントロールが抜群に良くなりましたね。
ベイスターズではロペス選手がファースト守備の名手と言われてましたが、ソト選手はロペス選手とは違うタイプで名手になりそうな気がしています。
ロペス選手は内野手の送球を待って捕球しますが、ソト選手は足を伸ばして捕球するタイプ。足を伸ばす方が顔を動かすので目線がブレてしまって難しいんですよね。特にショートバウンドなんかは、伸ばした足の位置と、グラブのハンドリングがかみ合わなければ捕球はできません。でも、少しでも足を伸ばした方がアウトになる確率が高くなりますんで、できることならやってほしいなと思います。私は。
ロペス選手よりソト選手の方が身長が高いので、実はイメージと違い、ロペス選手だとセーフになったものが、ソト選手だからこそアウトにできたプレイも多かったんじゃないかと私は思っています。
ただ、今季は特にソト選手は打撃面で調子が上がらなかったのが痛かったですね。それまでなら本塁打になった打球が思いのほか伸びなかった。低めの変化球に引っかかる確率が高くなってしまった。バットの入射角が悪かったのか、焦りがあったのか、32歳という年齢的なものなのか、入国が遅れたため調整がうまく行かなかったのか。理由は複雑に絡み合っていると思うのですが、まだまだベイスターズで活躍してほしい選手の1人です。また、派手な本塁打をかっ飛ばしつつ、守備でもいいプレイを見せてほしいですね。なによりベイスターズを優勝に導いてほしいです。
