ベイスターズさん、前日はいい形で勝利をものにしました。連勝したいですね。中日戦です。
本日の先発は京山投手。コントロールはややアバウトでしたが、ストレートに力があって、ストライク先行のピッチングができました。先頭打者を出さなかったのがよかったですね。課題はありますけど7回無失点。ナイスピッチングでした。
打線は相手先発のロドリゲス投手をなかなか打てず。ベイスターズのロメロ投手に似てるのかな。きれいなストレートを投げない投手ですね。
投手戦の展開のなか、なんとか先制したのはベイスターズさん。5回裏に桑原選手が1死で四球をもぎとると、盗塁、暴投で一気に3塁へ。次の楠本選手が内野ゴロで桑原選手がギャンブルスタート。ヒットなしでの得点でした。投手戦になった際には有効的な攻撃だったと思います。
7回裏にも楠本選手のタイムリーで追加点を上げますが、8回表にエスコバー投手がマルティネス選手に本塁打を浴びてしまいます。それでも1点リード。9回にマウンドに上がったのは伊勢投手です。
伊勢投手は打ち取ってはいるものの、福田選手、シューヘイ選手に連打を浴び、続く渡辺選手を追い込んだものの、決め球としたフォークが真ん中に入って痛打のタイムリーで同点にされてしまいました。
次にマウンドに上がった砂田選手も2点タイムリー(これも打ち取ってる)を浴びて逆転されて、9回裏は三者凡退で惜敗。本日も終盤で打たれて負けてしまいました。
■結果、抑えられなかったけど、伊勢投手はいいピッチャー
試合後にSNSを見ていたら「伊勢が抑えが向いてないのがわかった」とか「いや、勝たなきゃ意味ないでしょ」といったファンの声をみました。どっちの意見も否定できないなあと私は思いましたよ。
今後の経験のために、伊勢投手にこのピリピリした試合でしっかり抑えてもらおうとマウンドを託した三浦監督の采配は納得できます。もちろん、現地で観戦している人、今季CSへの望みを託している人、とにかく勝ってほしいというファンの気持ちも当然わかる。
それはそれとして、伊勢投手が今後、どういった形で役割を任されるかわかりませんが、いいピッチャーであることには変わりないということを私は声を大にして言いたい。本日も伊勢投手は丁寧に投げていましたよ。前回の失敗を糧にしていたように見えました。ただインコースの厳しいところをボールにされて、首を絞めるような形になってしまいましたが、失投は渡辺選手のフォークだけだったと思います。あとはどのボールも悪くない。
ランナーが3塁にいたので、ワイルドピッチを恐れたのかもしれませんが、思い切って投げ切ってほしかったですね。これも伊勢投手の糧になればいいですけど、自信をなくしてしまって潰れてしまう可能性もゼロではない。
どうにか糧にしてほしいですね。課題は明らかにして、次のマウンドもしっかり投げ切ってほしい。ストレートはいいので、変化球のキレと精度を上げて、来季は必ず活躍してほしいと思っています。応援しています。
【2021年10月9日対中日戦】
中000000013|4
横000010100|2
横浜スタジアム(ホーム)
De2-4中日
敗戦投手 伊勢 (0勝1敗0S)