ベイスターズさん6連敗中です。悪い負け方が続きますね。
本日は768日ぶりの先発登板となる東投手。トミージョン手術からの復帰登板です。序盤から飛ばしてアウトを積み重ねていきます。ストレートは150㎞弱くらい。ところどころ逆球があったり、高めに浮いてくるボールもありましたが、ストレート、変化球ともにキレがありました。
しかし、中盤の5回裏に1死から四球を出すと、連打を浴びてしまい2死満塁に。迎えた打席の青木選手にアウトローのカットボールをうまく打たれて風に乗ってスタンドイン。満塁本塁打になってしまいました。
打線はヤクルト投手陣をまるで打てずに無得点。あっさりと負けてしまいました。
ヤクルト先発の奥川投手は序盤、ストレートがシュート回転していたものの、捕手の中村選手はストレートを投げさせ続けて修正させます。対してベイスターズサイドはスタンダードな配球で、勝負所の青木選手へは外の変化球を続けてグラスラ。結果論かもしれませんが、なんだか首位で9連勝となったヤクルトと7連敗となったベイスターズさんの勢いの差、余裕の差が如実に出てしまった感がありました。ヤクルトさんはこれで勝ったなと思っただろうし、ベイスターズさんは負けたなと思ったんでしょうね。でも、それじゃあダメですよ。いくら負けが込んでも、食らいついていかないと。しっかり考えて勝ちにいかないと。意地を見せてほしかったですね。
■東投手、ボールはよかった…でも本当の勝負はこれから
本日の東投手はストレートもチェンジアップもスライダーもよかったです。コントロールがややアバウトかなあと思う場面もありましたが、しっかり投げ切っていました。4回裏には青木選手にフルカウント11球投げさせられましたが、粘り負けせずに打ち取るなど、投手としての地肩の強さを感じさせました。
ただ5回裏の満塁本塁打は精神的なダメージが大きかったような気がします。復帰登板で、5回まで好投できて、2死までとってのグラスラは人によってはトラウマになりかねないかなあと。
トラウマというと、開幕戦初登板最初の打席でサヨナラ本塁打を打たれた三嶋投手。9月になっても払拭しきれませんでしたね。やっぱり、年間143試合も行う”プロやきう”ってメンタルスポーツなんだろうなと思うんです。メンタルスポーツだから”流れ”が存在するんだろうなと。
話を戻します。今回は負け投手となってしまった東投手ですが、1軍で投げられる目途は立ったんじゃないかと思いました。ただ、これからですよね。以前1軍の試合で投げていた2018年や2019年とはチーム状況にありませんから、簡単には勝てなくなるかもしれません。それでもめげずに、次の登板でも頭から飛ばして、どんどんストライクを投げ込んでいってほしいです。
【2021年9月28日対ヤクルト戦】
横000000000|0
ヤ00004000× |4
明治神宮野球場(ビジター)
De0-4ヤクルト
敗戦投手 東 (0勝1敗0S)