三嶋一輝の対巨人戦問題2021

 鬼門ハマスタ阪神3連戦を負け越しで終え、今季まだ勝っていない巨人戦です。とりあえず1勝したいですね。

 本日の先発は大貫投手。初回先頭から2人、2ベースを2本打たれてあっさり先制を許します。先頭梶谷選手は甘く入った2球目のストレート、2番ウィーラー選手は初球のカーブ。不安に感じられた立ち上がりですが、出会い頭っぽい面もあったと思うんで、ご愛敬ということにしておきましょう。結果は6回2失点。中に入るボールもあって巨人打線が打ちあぐんだようにも見えましたが、まずまずのピッチングでした。

 ベイスターズ打線も相手先発の戸郷投手を打ちあぐんでました。毎回ランナーを出すも、中に入ってくるボールを捉えきれずに試合の主導権をつかみ損ねました。

 試合は2-2の同点で最終回に。満を持して登板した三嶋投手がまさかの2被弾で逆転負けを食らってしまいました。

 今季、巨人戦初勝利はお預け。整いつつあった打線が、阪神戦で勢いを失ったのか、やや湿りつつあるのが心配ですね。

■三嶋投手は開幕の亀井選手への被弾がまだ響いているのか

 本日、三嶋投手が被弾してしまったのは若林選手と吉川選手。スモーク選手とインコースいっぱいのストレートで見逃し三振を取った後だったので、ちょっと驚きましたね。

 どちらも真ん中付近の変化球。もしかしたら狙われたのかなと思ってしまうほど、きれいに打たれてしまいました。

 9回表の巨人打線は全員気持ちいいくらいの思い切ったスイングをしていましたね。三嶋投手に対して、バッティング練習をしているかのようなスイングです。

 今回の失点で、今季の三嶋投手は対巨人3被弾で防御率は9.00、ほかのチームは自責点ゼロ。やっぱり開幕戦の亀井選手のサヨナラ被弾が響いているんですかね。巨人サイドから見ると、点がとれそうなイメージを持たれてるかもしれません。

 ペナントレースにおける開幕戦って大事なんだなあと思いました。三嶋投手には、なんとかこの壁を乗り越えてほしいと思います。

【2021年5月11対巨人戦】

巨100100002|4

横100010100|2  

横浜スタジアム(ホーム)

De2-4巨人

敗戦投手 三嶋 (0勝3敗5S)

本塁打 オースティン 6号(1回裏ソロ)※Deのみ