有吉優樹は先発として活躍できるのか問題

 9連戦の第1カードは広島戦1勝1敗1分け。本日からは名古屋中日3連戦です。ここはどうにか勝ち越したいですね。

  本日は、有吉投手の入団後1軍先発初登板。立ち上がりからしばらくはリズムは悪かったものの、大崩れしないコントロール重視のピッチングでした。6回2/3で2失点。7回の木下選手に投じたスライダーだけは真ん中に入りましたね。あの本塁打だけが悔やまれます。

 打線は相手先発の小笠原投手をなかなか打ち崩せず。6回の佐野選手のタイムリーのみ。本日はオースティン選手が全くタイミングに合ってなかったですね。ここ数日、打線は湿りがちです。心配ですね。

 8回裏にもシャッケルフォード投手が犠牲フライで1失点。終盤は中日ペースの流れになってしまいました。2連敗です。うーん。

■前評判通りのコントロール重視のピッチング

 トレード後1軍初登板の有吉投手、ナイスピッチングでしたね。コースを投げ分け、低めに丁寧に投げ込みつつの無四球。ストレートはそれほど球速が出ず、三振もあまりとれませんが、チェンジアップやスライダーで引っかけさせるゴロアウトの多い打たせてとる投球でした。

 本日はいつもより調子がよかったのかもしれませんが、次の投球も見たくなります。先発不足が悩みの種だったベイスターズさんにとっては、ありがたい存在になってくれそうな気がします。エースとまではいいませんが、ローテ4番手5番手には入りこんできそうです。いや、入り込んできてください。今後ともよろしくお願いいたします。

 

【2021年7月9対中日戦】

横000001000|1

中01000011× |3  

バンテリンドーム(ビジター)

De1-3中日

敗戦投手 有吉 (0勝1敗0S)