阪神戦をスイープして本日からはホーム神宮中日戦です。そのまま勢いに乗ってほしいですね。
本日先発の坂本投手は、立ち上がりから連打を決められて2点を失います。四球で崩れるような不安定なピッチングが多い坂本投手ですが、本日はすぐに立ち直って5回2失点無四球。ゾーンの中できっちり攻めるピッチングでした。守備にも助けられましたね。
そういえば、ここ数日のベイスターズ先発陣は四球が少ないですね。山本選手が捕手だと投げやすいのかなあ。
で、打線は中日先発大野投手をなかなか攻められませんでした。が、4回裏に初球攻撃をしかけたら、2球でツーベース2本で1点。5回裏には値千金の代打・牧選手の同点タイムリー3ベースと桑原選手の逆転タイムリーで一挙逆転。6回途中に雨天コールドで勝利しました。
本日は雨で4度中断。雨が降ってきたのはほとんどベイスターズの攻撃中でした。大野投手がリズムをつかみきれなかったようにも見えましたね。運も味方につけた勝利だったように見えました。
■あんなに大きくステップを踏んでいるのに後ろに重心を残す桑原選手
本日は桑原選手が3打数3安打。そのうち2本のヒットは得点にからんでいます。ここ5試合では最低でも2出塁。1番打者としてこの上ない活躍をしています。
今年の桑原選手はバットを横にした落合選手のような構えにしていることが話題にあがりますが、それよりも下半身の粘りがよくなっている方が気になるんですよね。
桑原選手ってすごいバッティングフォームだと思うんです。あんなに大股でステップしてよく打てるなあと思いませんか。私みたいなおっさんがバッティングセンターでマネしようとしても絶対できないもんなあ。ボールに当たる気もしない。
で、以前の桑原選手って、大きくステップしつつ前でボールを捌いていたように見えたんですよね。それもそれでよくヒットが打てるなあと思っていたのですが、今年の桑原選手は、どれだけ大きなステップを踏んでも、しっかりと後ろに重心が残っている。後ろに重心が残っているのでギリギリのところで変化球にも対応できるし、強い打球も打てる。
不調時の桑原選手って前に突っ込みすぎて外の変化球にクルクルと空振りしていたような覚えがあるんです。今はボール球になりそうな変化球にも対応して、三遊間に打球を飛ばせる。
すごい下半身だなあと思います。見てて面白いんですよね。桑原選手の打席って。ただ、これ、30代になっても打てるのかしらって心配しちゃう。でも、今打ててるんだからいいか。プロ野球選手って1年1年が勝負だもんね。
【2021年6月29日対中日戦】
中２０００００ |２
横０００１２０×|３
明治神宮球場（ホーム）
De３×-２中日
