マイケル・ピープルズの突如崩れる問題

 本日からはビジター6連戦です。本日からはメットライフ西武戦。ここを踏ん張って、交流戦初優勝を目指してほしいです。

  先発はピープルズ投手。立ち上がりから2回裏までは3者凡退で打ち取り、3回裏も愛斗選手にソロ本塁打を打たれるも、それまでは安定したピッチングでした。

 しかし、4回裏に四球を連発した上、連打を浴びて突如6失点。中盤に試合が決まってしまいました。

 打線は15安打を放つも3得点。三凡は8回表のみ。打順の巡りが悪かったというか、先頭打者の出塁は5回表と7回表だけでした。7回表は得点につながりましたが、5回表は併殺打。また、5番の宮崎選手、6番ソト選手、9番楠本選手と宮本選手だけが無安打。ただし先頭打者、またはチャンスの場面で彼らに回ってしまう。アクセル踏んでブレーキ踏んでの連続で残塁の山。これでは点もとれないし、逆転の芽も摘まれてしまいます。

 ここまで、投手も打者も好調だったので、本日の試合は一休みといったところでしょうか。一回切り替えてほしいですね。全体の流れ的にも次の試合は大事になってくると思います。一回、流れを踏み外すと、一気に悪い流れを背負ってしまう可能性もありますからね。

■コントロール命の投手がちょっと崩れると立ち直れない?

 本日はピープルズ投手が突如崩れました。コントロールよく、テンポよくなげて、打たせて取るタイプのピッチャーなのですが、4回裏に急に制球が悪くなりました。ストライクにいけば甘くなるし、厳しいところをつこうとするとボールになる。生命線が断ち切られてしまったように見えました。

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 先発投手に突如崩れられてしまうと、リリーフの準備も大変ですね。次にマウンドに上がった平田投手は2回を1失点にするも3四球。準備ができてなかったのかなと感じられました。

 ピープルズ投手のようなコントロール重視で打たせて取るタイプというと、ベイスターズでは大貫投手が思い出されますね。大貫投手も突如崩れることが多い投手です。一回崩れるとどれを投げてもだめ。フォームが崩れちゃっているので、修正が効かなくなるんじゃないでしょうか。

 ピープルズ投手も大貫投手もそうなんですが、できれば決め球。勝負球を一つ作ってくれるといいなあと思うんです。濵口投手のチェンジアップ。今永投手のストレートみたいなものを。ただ、シーズン中につくれるものでもないでしょうけどね。

 ピープルズ投手はこれまで安定したピッチングを続けていたので、本日はちょっと残念でした。

 

【2021年6月8埼玉西武ライオンズ戦】

横001001100|3

西00161000 ×|8  

メットライフドーム(ビジター)

De3-8西武

敗戦投手 ピープルズ (2勝2敗0S)