1点差を勝ち切ったベイスターズさん問題

 本日からはハマスタ巨人戦です。現状のベイスターズさんが巨人相手にどれだけの試合ができるのか楽しみです。

   ■大技小技織り交ぜて投手戦を制す

【2020年10月16日対巨人戦】

 本日の先発はDe井納、巨人今村のフォークボール対決です。序盤から両投手ともに何度もピンチを迎えるものの、自慢のフォークボールで切り抜けていきます。フォークは三振もとりやすいし、併殺にもしやすい、便利なボールです。

 両チームとも無失点のまま、試合は中盤から終盤へ。投手戦って、どういうわけだか、先発投手交代前後に流れが変わりますね。先発投手が疲れてきて、球に力がなくなってきたからか。先発投手が打てなくて、代わってくれたからよかったと思うのか。このへんに、”やきう”の人間臭さを感じるんですよね。面白い。

 今村投手は6回降板。井納投手は7回降板。2人とも無失点のままの降板です。

 試合が動いたのは8回でした。8回表にパットン投手が連打をくらって犠飛で1失点。嫌な流れだなあと思ったら、8回裏に佐野選手が初球で本塁打。1死後にロペス選手出塁で代走乙坂選手が盗塁。2死になるも大和選手がタイムリーで逆転しました。

 9回表のマウンドに上がるのはもちろん三嶋投手。ですが、先頭の田中俊太選手に3ベースを打たれていきなりの大ピンチに追い込まれます。ところが三嶋投手、ここから3者連続三振で切って落としました。2人はフォークの空三。最後はインズバストレートでミノサンですよ。痺れましたね。

 1点差を勝ち切った最高の試合です。大技小技とピンチを乗り切るクローザー。こういう試合がシーズン当初からできたらよかったのに…と思いつつ、こういう試合ができるチームなのよ。本当はできるチームなのよと思ったり。

  

巨00000001|1

横00000002× |2

横浜スタジアム(ホーム)

De2-1巨人

勝利投手 パットン (3勝2敗0S)

セーブ 三嶋 (1勝1敗15S)

本塁打 佐野 20号(8回裏ソロ)※Deのみ