しんどい試合が続いていますが、連戦はまだまだ続きます。
■一方的な展開で圧勝
【2020年9月5日対広島戦】
本日はDe大貫、広島大瀬良の先発投手対決です。
ベイスターズ打線は初回からソト選手のタイムリーで先制点をあげます。その後もソト選手の2本の本塁打や柴田選手の3ランなどで着実に得点を積み重ねて、大量得点をあげました。
大貫投手は序盤からテンポよくアウトをとっていき、球数も少ないままに完投勝利。チームとしても連敗ストップ、リリーフも休ませられた大きな1勝となりました。
■1巡目でカーブを多投する大貫投手
本日の大貫投手はコースを投げ分けつつ、持ち味を十二分に発揮した好投でした。
1巡目にカーブを多投し、2巡目以降はストレートとスプリットを中心にスライダーやツーシームを織り交ぜていくピッチング。ときどき失投してしまうのはご愛嬌。大量得点に支えられた攻めたピッチングでした。気を抜かずに投げ切ったのもよかったですね。
大貫投手はスプリットやスライダーもいいですが、右打者の内を突くツーシームと緩いカーブを相手打者に印象づけているのがポイントだと思います。どのボールも打てそうな気がするけど打てない。っていうのは、相手打者にカーブとツーシームの残像が残っているので、スプリットとスライダーについ、手が出てしまうのではないでしょうか。
9月5日現在で大貫投手はチーム内トップの勝利数。平良、今永の両投手が抜けているベイスターズさんにとっては貴重な存在です。今回の勝利で気を抜くこともなく、次回のピッチングに備えてほしいですね。
横２０１６０００１０|１０
広０００１０００００ |１
De１０-１広島
勝利投手 大貫 （6勝2敗0S）
本塁打 ソト 11号(3回表ソロ) 、 柴田 1号(4回表3ラン) 、 ソト 12号(4回表3ラン)
