開幕広島戦を連敗。スイープはなんとか避けてほしいですね。
【2020年6月21日対広島戦】
本日は平良投手と広島のルーキー森下投手の投げ合いでした。コントロールで勝負する平良投手と速いストレートとカットボールで押す森下投手。通好みの試合だったように思えました。
広島は４回に内野ゴロの間の１点。平良投手が６回に降板すると、国吉投手が２イニングを好投。パットン投手も１イニングをきっちり投げて、最終回を迎えます。
森下投手は好投でしたが、７回１００球超えで、菊池投手にスイッチ。９回は新規ストッパーのスコット投手を登板させました。
最終回、ベイスターズ打線はこのスコット投手に襲い掛かります。ソト、佐野、ロペス選手が連打で満塁。続く、宮崎選手が右中間を抜けるヒットで逆転サヨナラ。ベイスターズサイドからみると2連敗を忘れさせるような、爽快なゲームでした。リリーフ陣の踏ん張りが、サヨナラを生んだともいえるかもしれません。
それと平良投手。アウトコースの出し入れを中心としたピッチングで、抜け球も少なく非常に丁寧に投げている印象を受けました。よかったですね。インコースは低めにコントロールされたシンカーくらい。ちょっと甘く入ってもうまくひっかけさせていました。
ストレートも以前よりも力強くなったような気がします。150㎞弱くらいは出てたんじゃないかな。
それだけじゃない。厳しいところに投げた結果、四球になる。そんなときも、表情を変えずにひょうひょうとしている。これがまたいい。大崩れしない。安定感が出てきましたね。ローテにいてもらわないと困る投手になってきました。
インコースも投げ切れる投手になってくれると、ピッチングの幅も広がると思うんだけどなあ。インローのシンカーだけではなくて、インハイのストレートとかも使える投手になれると、もっと勝てると思うんだけどなあ。
でも、まあ、狭いハマスタのカープ戦相手で6回1失点は見事でした。どこに出しても恥ずかしくない。いや、どこで投げても安心できる投手になりました。次の登板も期待です。
広０００１０００００|１
横００００００００２×|２
横浜スタジアム（ホーム）
De２×-１広島
勝利投手 パットン (1勝0敗0S)
