綾部投手問題がワイドショーで取り上げられていますけど、私はあまり興味が持てないのです。「恵まれた環境にあるはずなのに、球団からも期待されていて、将来の先発ローテを回してくれる逸材と思われていたのに、もったいないなあ」と思うくらいなもんで。そんなことより、やきうの試合が好き!
【2019年7月18日対中日戦】
本日は先発の今永投手が好投しましたが、5回5失点。球数が嵩んで降板しました。立ち上がりは不運な当たりが多くて、打ち取ってはいたけれど内野安打になってしまって1失点。5回表は自軍の守備にほころびが出ました。センターの神里選手が目測を誤って2ベースにしてしまったり、セカンドの中井選手がダブルプレーになるところを焦って暴投してしまったり。今永投手自身は変化球を主体としたピッチングで相手打線のタイミングを外していましたが、結果としては敗戦投手となってしまいました。
相手の中日さんはこの試合で8連勝。勢いあるチームは幸運も拾っていきますね。人間のやることってバイオリズムがあって、いいときはなにやってもいいし、悪い時はなにやってもうまくいかない。科学的に証明されるような話ではないですけど、なんか、そうなってますよね。そういう経験よくありませんか?
打線は7回裏につながりかけたのですが、8回表に引き離されてしまって、追いつけず。リリーフ投手陣も含めた守備が我慢して守り抜ければ、ガップリ四つに持ち込めた試合だったと思います。ちょっと、もったいなかったように見えました。
そして、今永投手にとっては不運な試合だったなあとも思います。大きなミスは5回表の大島選手への死球くらいだったんじゃないですかね。
今永投手の不運というと、ついてまわるのが、名言。「「援護がない」と言うのは防御率0点台の投手が言うこと」という名言が生まれたのは1年目、勝ちに恵まれなかったときのことでした。
先日、こういうイベントに行ってきたのですけれども。
登壇者の1人の巻木さんという方が今永投手と駒大野球部で同期だったそうなんですね。で、「今永投手ってベイスターズファンからどう思われているのだろう」という質問をぶつけていらっしゃったのです。
どういうことかというと、大学時代から格好つけた名言を吐きつつも、イジラレ役になったりして、どうもつかめない性格だったそうなんですと。
そのままじゃん。今の今永投手、そのままじゃん。
振り返ってみると、今永投手の名言がベイスターズファンに受け入れられたのは初年度の2016年に好投していたけど、勝てない日が続いた。ベイスターズファンからすると、「うちの打線が何もしてあげられなくて申し訳ない」という気持ちを持ったからじゃないかな。と、私は勝手に思っています。
別にどうでもいいんですけどね。どうでもいい話なんですけど。
それにしても、本日の試合って今永投手っぽいなあと思ってしまいました。なんか不運で負けるっていうのが似合う…っていう言い方をすると語弊があるかもしれません。今永投手に課せられた試練というか、エースが乗り越えていかなければならない壁なんじゃないかなと思います。
今永投手には不運とか名言とかを超えるくらいのピッチングをするピッチャーになってほしいなと思います。毎度完璧なピッチングをして、相手チームに絶望を与えるほどの選手になってほしいです。
7月18日 横浜スタジアム(ホーム)
De3-7中日