慌てる今永昇太問題

 ヤクルト戦まずは1勝。一気に取れるときにとっていきたいですね

  ■小川投手ノーノー達成で大敗

【2020年8月15日対ヤクルト戦】

 本日はDe今永、ヤクルト小川のエース対決でしたが、明暗がはっきりと分かれてしまった試合でした。両投手ともに立ち上がり上々でしたが、今永投手は3回表に3失点。4回表にもほぼ3失点(平田投手の内野ゴロの間の失点は今永投手が出したランナー)と大崩れ。打線も小川投手の好投でノーヒットノーランを喰らってしまいました。9-0の大敗と、非の打ち所がない負け方です。超一方的な試合でした。

■修正できなくなった今永昇太を久しぶりに見た

 ここ1,2年の今永投手は、先制点を与えられても修正して好投することが多かったのですが、本日は修正できずに大崩れ。1年目2年目あたりでは、よくある光景だったのですが、久々に大崩れした今永投手を見ましたね。

 4回表には、セカンドへの送球を暴投するなど、修正できないどころか、集中力が切れて慌てているように見えました。猛暑の中での試合なので、”投げる哲学者”といえども、1回切れてしまった糸は戻せないのでしょうか。涼しいドームでの試合だったら、修正できたのでしょうか。

 気になった点をひとつだけ。ヤクルト先制のきっかけとなった西田選手のヒットですが、この場面、9球投げているんですね。このとき、低めのチェンジアップを全然西田選手が振ってくれなかった。このときから今永投手の違和感は始まっていたような気がするんです。

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 生命線であるチェンジアップが決まらないと、今永投手のパフォーマンスは一気にガタ落ちしてしまいます。私の思い違いであればよいのですけど、チェンジアップのキレが悪くなってないですかね。それとも暑かったからでしょうか。暑くても小川投手はノーノー決めてるからなあ。

 本日の小川投手のノーノーを後押ししたのは今永投手の総崩れだったと思います。僅差と点差の離れた試合では、配球も全然違うでしょうし、点差の離れた試合の方が攻めるピッチングができる。3回表の3失点で留まっていたら、違った試合展開になっていたと思います。

 

ヤ003300300|9

横000000000|0

横浜スタジアム(ホーム)

De0-9ヤクルト

敗戦投手 今永 (5勝3敗0S)