「つくづく、”やきう”っていうスポーツは流れに左右されるんだな」問題

6月18日 横浜スタジアム(ホーム)

De3-6楽天

敗戦投手 今永(5勝5敗0S)

本塁打(Deのみ)桑原 5号(9回裏ソロ)

68試合 31勝 34敗 3分 首位と6.5ゲーム差 4位

 今日も負けちゃいました。2日連続でオコエとウィーラーにやられてしまいましたね。調子づかせてしまっています。

 一方、ベイスターズ側は打線は梶谷、白崎、エリアンなど本調子とはいかないまでも、上向きな選手が増えているような気がします。投手に関しては暑い季節になってきて、疲れが出ているようにみえます。昨年といい、今年と言い、交流戦前後をどうコンディショニングをしていくのかというのが課題のようです。

 にしても、今日の試合は7回の2点が余計でした。

 40から下園タイムリーで2点差にした直後に2点取られたので、きついですよね。気持ちが萎えてしまいます。1塁が空いていたので、ウィーラーへは無理な勝負を避けてもよかったのではないでしょうか。ここを抑えておけば、まだ試合がどうなるかわからなかったし、むしろ、ベイスターズ側は勢いづいていたと思います。

 そこで、表題のテーマに入るわけですが…。

 以前、元ヤクルトの古田さんがバレーボールの試合のテレビ放送にゲストとして出演されていて、

 「野球もそうですが、特にバレーボールは流れに左右されるということがわかりましたね」とお話しされていたことを思い出しました。

 理由は「野球は表裏と攻撃と守備がある。バレーボールもサーブを打つ側が守備に回る。相手チームは攻撃に回る。攻撃は勢いづくと、何点でも取れてしまう」というような内容だったと思います。うろ覚えですいません。

 私は中学まで野球、高校はバレーボール部だったのですが、なんとなくおっしゃっていることがわかるような気がします。補足したいのですが、「どちらもチームプレーでスピードボールに対応するスポーツだから」ということもあるのではないかと思います。

 要は、スピードボールに対応するスポーツというのはほんのちょっとの躊躇で、大きなミスを生んでしまうということです。

 ピッチャーでいうと、指先一つで投球内容が左右される。バッターは一瞬でもバットの出が遅れてしまったら、凡打になってしまう。ということは、”やきう”は一瞬でもひるんでしまうと、ミスを生んでしまうスポーツなのです。

 逆に勢いづいた選手はちょっとでもうまいこといくと、自分の中のネガティブ要素が排除されていき、なんでもいい方に考えるようになっていく。さらに、いいも悪いもほかの選手に伝染するんですよね。自分たちは強いチームだ。自分たちは弱いチームだ。勝手に思い込むようになってしまう…。

 なんか、自己啓発的な文章になってしまいましたが、”やきう”っていうスポーツは、そういう人間くさいスポーツだから面白いんじゃないかなあっていうことを言いたかっただけなので、ご容赦ください。

 明日は勝ってほしいなあ。