ベイスターズさん、苦手投手をより苦手にしてしまう問題

 バンテリン中日戦2連戦。初戦を落として2戦目です。連敗は避けたいところ。

 先発は平良投手。ストレートは140キロちょいくらいの速さですが、得意の変化球で打ち取っていく投球です。ややバックドアのスライダーが中に入りがちだなあと思っていたら、2回裏にそのボールをボスラー選手に被弾されてしまいます。また、昨季までの中日打線と違って、ボール球に手を出してくれないですね。そうなるとストライクを入れにいかざるを得なくなり、甘くなってタイムリー。悪循環ですね。5回2失点という結果でした。

 相手先発は松葉投手と技巧派対決です。甘い球は結構あったと思うのですが、ベイスターズ打線はタイミングが合ってないですね。しかも、牽制が上手いので誘い出される場面も多かった。先制してもらった松葉投手は、尻上がりによくなって無失点投球。試合はそのまま0-2で敗退です。

■また松葉投手にやられる

 また、松葉投手にやられましたね。本日の審判はちょっと高めを取ってる感じがありまして、抜けて高めに入ってきた球もストライクになってました。本日の松葉投手、序盤は抜け球が結構あったように感じたんですけどね。打ち切れませんでした。何度か対戦しているはずなんですが、タイミングが合わないですね。

 中日の松葉投手に、巨人の井上投手、山﨑伊織投手、広島投手陣と、今季は苦手投手がより苦手になっている傾向が見られますね。昨季シーズン終了後、ちゃんと対策したのかなあと疑問に残ってしまいます。

 昨季はリーグトップのチーム打撃成績をたたき出しているベイスターズさんですが、涌井投手1イニング9得点など、打てるときは一気にいけるんですけど、打てない投手はまるで打てない。そうなると、打撃成績はいいけど、勝利数は伸びていかないと思うんですよ。

 要は、苦手投手を1人ずつ、しっかりと克服していかないと、リーグ優勝は難しいんじゃないかなあと思うわけです。

 でも、まだシーズン序盤。まずは連敗を早めに脱出して、取り残されないようにしていかないとですね。

 

【2025年4月19日対中日戦

横000000000|0

中01010000× |2

バンテリンドーム(ビジター)

De0-2中日

敗戦投手  平良(1勝2敗0S)