対巨人戦の山﨑伊織投手問題

 前日は引き分けで終わった2025年最初の巨人戦。早いうちに勝利をあげておきたいところですが。

 先発は大貫投手。立ち上がりから丁寧に投げ込んでいたものの4回表に岡本選手、ヘルナンデス選手と連続被弾を食らってしまいました。ちょっと甘く入ったでしょうか。中盤あたりにすっと真ん中近辺に入ってしまうというか、大貫投手は変化球がうまく曲がらずに中に入ってしまうことがありますね。

 打線は本日先発の山﨑伊織投手をまるで打てず。ベイスターズリリーフ陣も4失点を喫してしまいます。9回裏にはリリーフの泉投手から牧選手が3ランを放つも勝負はそこまで。完敗となってしまいました。

 打線的には、筒香選手がストレートに全然合ってないのが気になりますね。

■山﨑伊織投手はどうやったら打てるのだろうか

 ベイスターズさんって歴史的に苦手投手を作ってしまう癖があるような気がします。ちょっと前なら元阪神・青柳投手。もうちょっと古くなると元中日・山井投手とかですかね。今はとにかく山﨑伊織投手がまあ打てない。

 本日は対策として左打者を7人並べましたが、3塁を踏ませてくれない投球でビシビシっと抑えられてしまいました。

 山﨑投手はシュートとスライダー、カットボールと横の変化球を持ちながら、フォークやスローカーブなど縦の変化、ストレートも150km近いボールを投げ込むという変幻自在の投球を見せる本格派。ベイスターズさん的には、絞り球を作れずにいつのまにか打たされてしまうような場面が非常に多く感じられます。また、今季からは甲斐選手のリードによってさらなる進化を遂げてしまっている印象もありますね。

 多分、来週の巨人戦も山崎投手の登板があるでしょう。他のチームはそれほど山﨑投手を苦手にしている感じはないので、打てないのはどこか理由があるはず。山﨑投手だけでなく、甲斐選手の対策もしっかり施して、早めに苦手解消してほしいなと思います。 

 

【2025年4月9日対巨人戦

巨000200211|6

横000000003|3

横浜スタジアム(ホーム)

De3-6巨人

敗戦投手  大貫(0勝1敗0S)

本塁打 牧 3号(9回裏3ラン)