ハマスタ中日3連戦、9連戦の2戦目です。前日にリリーフ陣をつぎこんだので、本日は先発になるべくイニングを食ってほしいですね。
その先発は東投手。コントロール良く、安定したピッチングで立ち上がりから飛ばしていきます。決め球に低めのストレートを使っていたのも効果的でした。
打線は山本祐大選手のタイムリーで先制。オースティン選手のソロ弾で突き放し、京田選手のタイムリーで3点差を付けます。もう1点、2点取れそうな雰囲気はありましたが、桑原選手、度会選手、牧選手がそれぞれ4タコで続きませんでした。
東投手はそのまま9回まで投げきって完封勝ち。一発あり、単打でのタイムリーありの今のベイスターズさんらしい勝ち方ではあるなあと思いました。
■守備面や打撃面でも安定しつつある京田選手
本日、3点目のタイムリーを放った京田選手。低めの緩い変化球をきれいに拾ってセンター前に運びました。
京田選手が主に守るショートは大和選手や森敬斗選手と争う激戦区です。今のところ、相手投手が左の時は右打者の大和選手、右の時は京田選手という区分けがされている感じですかね。バッティング成績的にやや落ちる森選手は最近、ベンチを温めていることが多くなっています。
身体能力、そしてその若さを考えれば、チームとしては森選手を使いたいところではあるものの、打率2割8分台の大和選手と2割6分台の京田選手を使わないわけにもいかない。特にまだまだ首位争い中のベイスターズさんとしては、若手育成とともに勝利にもこだわりたいところ。のはず。
京田選手は森選手ほどの身体能力はありませんが、守備面は安定してますね。前日のピックオフプレー、盗塁阻止などタッチが巧かったです。大和選手も巧いですけどね。比べると、森選手はまだまだっていう感じがしますね。
バッティング面で見ると、京田選手は今季、少しずつストレートも打ち返せるようになってますね。始動でヒッチしつつ、ストレート待ちでも変化球を待てるようなタメを作りつつ、ボールを拾っていくようなバッティングが多く見られるようになりました。
個人的には、できれば森選手を育ててほしいなあという気持ちもあるのですが、8番打者に2割8分打っている大和選手と2割6分打っている京田選手が入ることで、打線の厚みが増すんですよね。また、本日の京田選手の活躍はチーム内のショート争いに差を広げたような印象を受けました。
京田選手は今年30歳ですか。老け込む年齢ではないので、どんどん活躍していってほしいなと思います。
【2024年7月10日対中日戦】
中000000000|0
横01110000 ×|3
横浜スタジアム(ホーム)
De3-0中日
勝利投手 東 (8勝0敗0S)
本塁打 オースティン 11号(3回裏ソロ)