9連敗のベイスターズさん。どうにか勝ちたい。
先発は吉野投手。立ち上がりはストレートをそろえてしまったというか。高めに入ってしまっていたというか。連続本塁打でいきなり3失点を喫してしまいます。しかし、1回裏にオースティン選手の3ランでゲームをふりだしに戻します。
吉野投手は4回で降板。2回以降はコントロールが良化しました。次回登板に期待を持たせるピッチングだったと思います。
その後、5回表にウィック投手がタイムリーを打たれて、勝ち越しを許してしまうも、6回裏にオースティン選手のソロ弾で追いつきます。そして7回裏に佐野選手が勝ち越し2点タイムリー。さらに8回裏には、先頭宮﨑選手のヒットからバントで送って、山本選手ヒットからの林選手のセーフティスクイズ成功。梶原選手のゲッツー崩れに、牽制暴投、牧選手のタイムリーとなしくずしに大量得点を挙げました。最後は森原投手が締めて、連敗脱出となりました。
攻撃陣は大技小技を絡めての得点。投手陣はヤマヤス投手とウェンデルケン投手復活でリリーフ陣が強化されてピシャリと抑える。ベイスターズさんの勝利の型というんですかね。これが後半戦の戦い方だと思うと、ちょっぴり楽しみが増えました。
■スイングが鋭くなって戻ってきた林選手
本日の試合の攻撃陣の大技小技の小技の部分ですね。林選手のセーフティースクイズは大きな1点となりました。内野前進守備のバックホーム態勢の中、しっかりと打球を殺したナイスバント。三走の京田選手のスタートもよかったですね。
6月に抹消し、昨日昇格。昨日の試合ではしっかりと振り切って犠飛を決め、本日も緩いカーブを鋭いスイングでレフト前にヒットを打っています。
しぶといバッティングが特徴の林選手ですが、シーズン序盤は無理に当てに行くようなバッティングだったように記憶しています。昇格してからはしぶとく振り切るバッティングを見せています。振り切ることで詰まってもヒットゾーンに飛んでいく。今の形の方がいいですね。
ショートの守備面ではちょっと気になるところもありますが、足の運びは天下一品。泥臭いプレースタイルで、ベイスターズさんの勝利を下支えするような選手になっていってほしいなと思っています。
神300010000|4
横30000124× |10
横浜スタジアム(ホーム)
De10-4阪神
勝利投手 山﨑 (2勝3敗3S)
本塁打 オースティン 16号(1回裏3ラン) オースティン 17号(6回裏ソロ)※Deのみ