梶原昂希は今のベイスターズを救えるか問題

 さあ、オールスターも明けて後半戦スタート。ハマスタ巨人3連戦です。

 先発は石田投手。左右打者関係なくインコースのストレートとアウトコースの変化球を織り交ぜながらのピッチングです。先制されたときの大城選手の本塁打は変化球にうまく合わされました。2点目の吉川選手の本塁打はインハイストレート要求が中に入りましたね。結果は6回2失点。まずまずの投球だったのではないでしょうか。

 試合は梶原一推しの梶原選手の同点打や関根選手の好走塁などもあり、均衡したゲーム展開。しかしながら、伊勢投手が投じた逆球を秋広選手がライトスタンドに運び、これが逆転2ランとなり、負けてしまいました。

 いい試合ではあったのですが、最後にもう一押しができませんでしたね。勢いが出てこないなあ。

■巨人・梶谷選手に似たタイプの梶原選手

 数年前。私・梶原はベイスターズに所属していたころの梶谷選手が好きでした。子どもの頃は屋鋪選手のファンでしてね。タイプ的には長打もあって足の速い選手が好きなんでしょうね。(※屋鋪選手に長打のイメージをお持ちでない方は多いかと思いますが、1985年に15本の本塁打を打ってるんですよね。私の中ではそのイメージが強くて・・・)

 特に梶谷選手は私の名字の梶原と”梶”がかぶっています。そりゃあ、応援しますよ。CSでの骨折後の試合出場とか、感動もしましたよ。しかし、残念ながら梶谷選手は2020年に巨人へFA移籍。私は途方に暮れましたね。推しが敵になったんですから。

 その1年後、ドラフト6位で神奈川大学出身の梶原昂希選手が入団します。神奈川出身ではないものの神大出身ということもあってか、家系ラーメンが好きらしい。長打もあって足も速い。横浜出身の大洋時代からのホエールズベイスターズファンの梶原はね。そりゃあ、速攻梶原ユニフォームを購入しましたよ。梶原なんて名字はなかなかないじゃないですか。その梶原という名字の選手が応援しているチームに入団したんですから。うれしいですよ。そりゃあ梶原と背中に記させれた梶原ユニフォームで梶原はハマスタに応援にも行きますよ。

 昨年、梶原選手が1軍試合に初出場したのは沖縄でしたかね。あのときはコロナもあってか主力選手が大量離脱。梶原選手はスタメン出場で2ランも放ったんですよね。でも大差で敗退。勝敗に関わる活躍とはなりませんでしたが、才能の片鱗をうかがわせる結果を残しました。ちなみにですけど、私の妻の義父・義母が沖縄出身なんですよね。たまたまですし、あまり関係ないけど沖縄で活躍してくれたっていうのは、個人的にはちょっとうれしかったですね。

 そして今年。関根選手の台頭もあって、ベイスターズの1軍外野手は飽和状態。そんな中、梶原選手は2軍で毎日のようにヒットを重ねる活躍を見せていました。昨年よりも体がちょっと大きくなったかな。童顔だった顔つきも少しずつ大人っぽくなってきました。さすがに私・梶原は2軍戦までは追えませんが、スポナビなどでその結果を見ながらニマニマしてましたね。今では2軍首位打者ですよ。素晴らしい。

 その梶原選手が今月11日に1軍昇格。22日の試合は負けてしまいましたが、梶原選手は同点タイムリーを放ちました。これは極めて個人的な話なんですが、私・梶原はちょうど最近、父方(父方なので梶原側)の遺産相続物件(もちろん詳細は言いません)トラブルを抱えてましてね。このトラブルを抱えながら喫茶店で22日の試合を見ていたら、梶原選手が同点タイムリーを放つわけですよ。私・梶原は叫びそうになりましたね。「うぉー!梶原ー!」って。

 余計なことを言っちゃったなあ。話を修正します。梶原選手のバッティングについてなんですけど、なんか梶谷選手と本当にタイプが似てるような気がするんですよね。ローボールをかちあげて外野に飛ばす。アウトコースはさばくように逆方向へ打ち返す。バットコントロールも巧いですよね。

 ただ、さっきも言いましたがベイスターズ外野陣は飽和状態ですから。ここからレギュラーを勝ち取るのは至難の業です。それでも出場した試合は一つ一つ、関根選手じゃないですけど一日一善の気持ちで立ち向かってほしいなと思います。そして、今、停滞状態にあるベイスターズを救うような活躍を見せてほしいなと思います。梶原の名を背負った梶原選手ならきっとできるはず。頑張れ!梶原選手!

 

【2023年7月23日対巨人戦

巨010010020|4

横001010000|2

横浜スタジアム(ホーム)

De2-4阪神

敗戦投手 伊勢 (2勝4敗1S)