ベイスターズさん、虎の子の1点を守り切れるか問題

 オールスター前のハマスタ広島3連戦です。ここは勝ち越したいカードですね。

 先発は今永投手。立ち上がりから調子よく、4回までパーフェクト。8回無失点124球の好投です。打線も相手先発の大瀬良投手から打ち切れずに5回までロースコアの展開で試合は進んでいきます。

 6回裏。先頭の京田選手がヒットで出塁すると、次の戸柱選手がバントを失敗しつつもライト線ヒットで無死1,3塁。この場面で今永投手が打席に立つとバントの構えを見せます。1塁ランナーを2塁に進めるためのバントかと思いきや、実はスクイズ。欲しかった1点をもぎとります。

 8回裏まで1点リード。試合は大詰めになってももう一つ違う展開をみせることとなります。9回表、抑えのヤマヤス投手が登板すると1死はとるものの坂倉選手に同点ソロ弾を浴びてしまいます。さらにデビットソン選手が2ベース。この2ベースが特に痛かった。ここでエスコバー投手に交代し、小園選手の打ち取った当たりの内野安打で1死1,3塁。さらに小園選手が盗塁しバッター末包選手を敬遠で満塁。代打會澤選手が犠飛で逆転されてしまいました。

 エスコバー投手は以降のピンチは脱するも、9回裏は1点も取れずに敗退。ベイスターズさん的には悔しい試合となってしまいました。

 9回裏を抑え切れればスクイズの1点だけで勝ったということになった試合です。結局、勝てませんでしたが、勝てたら強いチームの試合ということになっていたでしょうね。

 こういう虎の子の1点を守り切れる試合が増えてくれば、もう一段階強いチームになれると思います。

 

【2023年7月15日対広島戦

広000000002|2

横000010000|1

横浜スタジアム(ホーム)

De1-2広島

敗戦投手 山﨑 (0勝6敗20S)