9月になって涼しくなってきました。ベイスターズさんもここ数試合、涼しい試合が増えてますが、また、熱い試合も見せてほしいですね。
本日からはハマスタ阪神戦です。先発は3ヶ月ぶりの先発となった上茶谷投手。立ち上がりは先頭2人を四球に出し、近本選手がタイムリーで大山選手を犠飛でいきなり2点を失ってしまいます。
しかし2回以降はランナーを出しながらも粘りながら無失点イニングを積み重ねていきます。
ただ、相手先発の藤浪投手は立ち上がりから好投。ど頭から2点ビハインドの重い展開が続きます。
そんななかで、一筋の光を見いだしたのが4回裏の牧選手の本塁打でした。初球ど真ん中のスプリットでしたね。狙っていたのでしょうか。さらに次の5回裏、先頭打者の楠本選手も初球から振ってヒット。伊藤選手がフルカンからのエンドラン、森選手バントで無死2,3塁としました。ここで三浦監督が勝負に出ます。上茶谷投手を代えて代打・オースティン選手。藤浪投手にプレッシャーをかけて、一気に攻めようというこの作戦が見事に当たります。藤浪投手は2つのワイルドピッチで逆転。ここで攻撃は終わらず、オースティン選手四球から上位にまわり、連打が続いて、この回一挙7得点をあげて、一気に試合を決めました。
ここしばらく、打線がお休み気味だったので、この試合がいいきっかけになるといいですね。あと、リリーフも勝ちパ(伊勢投手は出しちゃいましたけど)を休ませられたのも大きいなと思いました。
■98年のマシンガン打線は本塁打が少ないけれど・・・
本日、5回裏のビッグイニングは98年のマシンガン打線を彷彿とさせました。石井ヘッド、鈴木尚コーチの教えが浸透してきたということなのかなと勝手にこじつけたくなりましたよ。
打ち出したら止まらない。大きいのを打つ打者はあまりいないけれど、相手投手からしてみると休む場所がない。98年のマシンガン打線ってそんなイメージだったと思います。
「毎度ランナー1,3塁にされていた」。当時の相手投手はそういうイメージだったそうです。というのは、ワンヒットで1塁から3塁に進んでいたということ。要はみんな走塁が上手だったんですよね。
それともう一点、ずっとランナーが出ているので、ピッチャーを代えづらいというのもあったんじゃないかなと思いますね。
本日の試合も、相手阪神からすると藤浪投手を代えるタイミングを逸したように見えます。また、阪神さんが球場の雰囲気に飲まれた中、ベイスターズさんはダブルスチールを成功させました。今季のベイスターズさんは走塁もいいですね。
本塁打よりも、ヒットを重ね、走塁で相手投手を切り崩していくのが大量点を生み出すマシンガン打線だったような気がします。今のベイスターズさんも、そんな打線になりそうな気配を感じさせますね。
神200000000|2
横00017010✕|9
横浜スタジアム(ホーム)
De9-2阪神
勝利投手 上茶谷 (3勝6敗0S)
本塁打 牧 24号(4回裏ソロ)
首位と7.5ゲーム差