ベイスターズさん、CS出場はなくなりましたが、最下位は脱出したいですね。さて、広島でカープ戦です。
本日の先発は大貫投手。立ち上がりからやや甘かったんですよね。2回まではなんとか抑えられましたが3回裏に捕まり3失点。不運な当たりもありましたし、初回の振り逃げなど、リズムに乗り切れない理由がほかにもあったような気がするので、あまり責められないかなと思います。むしろ4回裏の1死2，3塁を難なく抑えた胆力をたたえたいです。
打線は相手先発の床田投手の低めの変化球に全く合わず、4回まで無得点。このまま打てずに試合が終わるのかなあと思った矢先の5回表に一気に試合が動きます。
1死から戸柱選手が追い込まれてから高めの変化球をヒットにすると、代打関根選手が初球ストレートをレフト前へ。次の桑原選手が粘って四球で満塁にすると、次の知野選手が初球スライダーをレフト前へ持って行ってタイムリー。あとはとめどなく連打が続いて、イニング7得点。マシンガン打線が爆発しました。
6回表にも佐野選手、牧選手のアベック本塁打でダメ押し。打ちまくって快勝です。
5回表の打順3巡目で甘いボールは積極的に打ちに行きつつ、低めの変化球を見切るというチームとしての策がハマったというのはベイスターズ側の見方。一方、床田投手から見ると、「あれ、おかしいな」と思っているうちにいつの間にか打ち込まれてしまったという印象を受けたのではないでしょうか。雨の影響もあったみたいですけどね。
打席にまわった12人中4人はファーストストライクをヒットもしくは犠飛だったんですよね。相手投手のリズムが空回りするわけです。しかも粘りながら四球をもぎとってもいるので、相手投手を助けるような攻撃にはならない。
ベイスターズさんの積極的な攻撃は以前からの十八番のようなもの。さらに本日は、相手投手が崩れかけたときに焦らずにじっくり攻めることもできました。こういう攻撃が常時できるようになれば強いチームになれると思います。
【2021年10月12日対広島戦】
横００００７２０００|９
広００３００００００|３
マツダスタジアム（ビジター）
De９-３広島
勝利投手 ピープルズ (3勝4敗0S)
本塁打 佐野 17号(6回表ソロ) 、 牧 22号(6回表ソロ)
