ベイスターズさんの2番打者問題2020

 中日戦2連勝中です。次も勝てたらいいなあ。

  ■残塁多いがスムーズな継投

【2020年8月6日対中日戦】

 本日はDe大貫、中日松葉の先発対決です。初回はどちらも守備に好プレーがあって得点はゼロ。2回裏には中井選手が高めの変化球をレフトスタンドへ、3回裏には神里選手が高めの変化球をライトスタンドへ運びます。5回も神里選手がタイムリー…しかし、ヒット数11、残塁12で計3得点。拙攻も多かったので、いつ中日サイドに試合の流れが傾いてもおかしくなかった。

 それでもベイスターズさんは中日打線をピシャリ。継投での完封勝ちをおさめました。先発の大貫投手はストライク先行で落ち着いたピッチング。7回には無死2塁のピンチがありましたが、後の三者を凡退に斬ってとり、スムーズに8回石田投手、9回三嶋投手へと継投できました。ベイスターズさんは、あの7回をうまく切り抜けたのが勝因だったと思います。

 大貫投手がロングイニングを投げられるようになると、今後のリリーフ運用が楽になりますね。 

■2番神里選手かオースティン選手かで”やきう”の質が大きく変わる

 本日の3点目は先頭梶谷選手が2ベース。続く神里選手は初球、セフティ気味に送りバントを試みるもファールに。2球目は高めのカットボールを思いっきり引っ張りました。すると、高いバウンドとなり、前の方に守っていたファースト・ビシエド選手の頭上を越えてタイムリーとなりました。初球のバントが効きましたね。あれがなければ、ビシエド選手が前で守ることはなかった。昔ながらの機動力を発揮する2番打者の仕事ってこれだよなあと思いました。

 今のところ、2番神里選手が見事にハマってますね。足を使った攻撃もできるし、出塁率も高い。本日のような3点差以内の投手戦では重宝される選手だと思います。好投されて、打者皆が打てなくても、足で内野安打もしくは盗塁などで進塁できれば、1点でも多く取れる可能性が高まります。

 ペナント序盤は2番にオースティン選手やソト選手を入れて、超重量打線として打ち勝つ”やきう”をしていましたが、私は2番に神里選手を入れる方が好きだわあ。本塁打は相手投手が甘い球を投じてくれないとなかなか打てませんけど、内野安打は難しい球を投じられても当たり所がよければ(悪ければ)出塁できる。盗塁も足が速ければできる。内野ゴロの間の得点も足さえ速ければできる。足の速いあなたがいればできるんです。だって、巨人が終盤に増田選手(投手?)を代走にするのは、1点を取りにいこうとしてるからでしょ。

 まあ、でもなあ。神里選手が不調になって、オースティン選手がケガから戻って好調になったら、オースティン選手を使うわな。こればっかりはしゃーない。そんなもんでしょ。

 

中000000000|0

横01101000× |3

横浜スタジアム(ホーム)

De3-0中日

勝利投手  大貫 (4勝2敗0S)

セーブ  三嶋 (0勝1敗4S)