ベイスターズリリーフ陣の収穫問題

 中日4連戦4戦目です。勝てば貯金、負ければ借金。5割前後の壁を一気に乗り越えてほしい…だよー。

 【2019年7月21対中日戦】 

 先発は大貫投手。立ち上がりから悪くなかったのですが、中盤の2巡目に連打を浴びてしまいました。球筋が見えてきたのですかね。ストレートに速さがないので、どうかわしていくのかが課題の投手です。実戦で工夫をしながら、実績を積んでいくしかないんでしょうね。

 それでもなんとかしのいで5回2失点。そして本日で5勝目。ルーキーですが、立派な成績ですね。

 打線は3回裏にロペス選手の満塁本塁打と乙坂選手がタイムリーと集中打で5得点。ですが、本日も中盤以降に得点できなかったので、試合がもつれてしまいました。

 リードした展開ではありましたが、本日は櫻井投手、武藤投手、齋藤投手と普段はビハインドで投げる投手陣を投入しました。7連戦だったので、勝パリリーフ陣を休ませようという意図だと思います。

 櫻井投手は6回表は三者凡退、回跨ぎで7回表は被安打1、被四球1で降板しました。その後、武藤投手が3人で切って落とします。8回表に登板した齋藤投手は先頭打者をピッチャーゴロで切って落としたかと思いましたが、グラブからポロリ。あとは1死しかとれずに連打を浴びてしまいました。

 結果は完ぺきとは言い難いですが、上々でしたね。大きな収穫だったと思います。

 終盤戦に向けて勝ちゲームを拾っていくには、現状リリーフ陣の底上げは急務だと思います。今、パットン投手が不調ですが、ほかの選手も不調やケガに見舞われる可能性もあるわけですもんね。

 実力のある投手にはどんどん、プレッシャーのある場面に登板してもらって、経験を積んでほしいなあと思います。できることなら”中継ぎローテ制”を引けるくらいの力をつけてほしいです。

 終盤のリリーフってプレッシャーが大きくのしかかるんですね。実績のある投手が出てくると、打たれても任せられる感じがある。成功体験って大事なんだなあと思いました。

 さて、来週は甲子園、名古屋とビジターウィークとなりますね。乗り越えてほしいなあ。

7月21日 横浜スタジアム(ホーム)

De5-4中日

勝利投手 大貫 (5勝3敗0S)

セーブ 山崎 (1勝1敗20S

本塁打 ロペス22号(3回裏満塁)