なんとか3タテ回避しましたね。あぶない。あぶない。
先発・濱口選手が6回94球無失点でした。再三ランナーを出していましたが、要所を抑えていました。被安打6のうち5本はアルモンテ、ビシエド、モヤの外国人3選手でした。外国人選手は詰まっても外野まで持っていく力があるんでね。得点とられなきゃ充分ですわね。残念ながらこの好投で勝利投手にしてあげられなかったのが残念ですわね。
試合は6回の筒香選手の復活ののろしを上げるソロ本塁打で先制するも、8回にパットン投手が打ち取った当たりが多かったものの間を抜けてしまう安打がつながり、1失点。1-1で9回の攻防に突入していきます。
9回表に登板した中日・抑えの田島選手は1人目、筒香選手をアウトコース低めを攻めて三振に斬ってとりますが、ここから連打が決まります。
まず、宮崎選手がスライダーを引っ掛けて三週間の間に転がします。ショート・堂上選手が踏ん張って送球するもファースト・ビシエド選手がショートバウンドを捕球できずに出塁しました。これを取られてしまっていたら、この回の得点はなかったと思います。延長を考えたのか、代走はなし。
次に代打・乙坂選手は初球スライダーをバントの構えをするも引いてボール。2球目の低めストレートを引っ張ってランナー1,2塁。次の柴田選手は初球スライダーをセンター前へ。1死満塁で愛知県出身の関根選手が打席に入ります。初球は沈む変化球がボール。2球目のスライダーを引っ張って、1塁線を抜ける3ベースで走者一掃。1-1の均衡が破られ、ゲームを決めました。
乙坂選手から関根選手まで全てファーストストライクでした。柴田選手、関根選手に関してはどちらもファーストストライクのスライダーでしたね。
中日サイドから考えると、スライダーを引っ掛けてもらってゲッツーをとろうという意図が見え隠れしますね。このスライダーを狙っていたのではないか。いずれにせよ、絞り球をしっかり振りぬいたベイスターズに軍配があがったわけです。見事でした。9回に打席に立った選手たちには迷いが見られなかった。
ベイスターズ打線の長所、”思いっきりの良さ”がやっと出たように感じられました。来週の阪神戦・広島戦と続きます。鬼門ですね。セリーグの団子状態についていきましょう…だよー。
6月23日 ナゴヤドーム(ビジター)
De6-1中日
勝利投手 パットン (3勝0敗0S)