今の倉本寿彦をどう見るか問題

 本日のベイスターズさん、13安打を放つも延長12回1-1で引き分けでした。両チームの投手がよかったのか。拙攻だったのか。さて、どちらでしょうか。

 相手先発の岡田投手は開幕から4勝負けなしで絶好調。我が東投手も規定防御率ベストテン入り(9日時点で2位)。投手戦になることが予想されましたが、実際にその通りになりました。

 たらればになってしまいますが、岡田投手を序盤に打ち崩せなかったのが痛かったですね。 2回の嶺井選手の併殺。3回はエンドラン失敗と盗塁失敗。素直にバントしておけばよかったのではないか、と思ってしまいます。確かに盗塁もエンドランも強攻策も決まれば大量得点が見込めるんですけどね。

 岡田投手は立ち直り、東投手も要所を抑えるピッチング。両リリーフ陣も絶妙なコントロールと球のキレで引き締まった試合となりました。どちらかというと、両チームの投手がよかったのではないかと私は思います。

 本日は特に、倉本選手の動きが目立ちました。失点は倉本選手のエラー。ボテボテのゴロをベアハンドで刺そうとしたところ、後ろに逸らし、2塁ランナーを返してしまいました。攻撃的な守備といえば聞こえがいいですけども、ランナーを確認していれば、防げた得点だったように思えます。

 しかし、やってしまったものは仕方ない。実は倉本選手、本日は4打数4安打。9回2死からの起死回生のタイムリーを放ったのも倉本選手でした。ミスがあっても打てばいいじゃないか。ええじゃないか。

 倉本選手は守備指標のUZRが悪いと、数年前から各所から指摘がありますけどね。守備が悪くても打てばいいと思うんですよ。

 5月6日の巨人戦でも3安打猛打賞。バッティングは上向きのようですね。今は5番宮崎選手の次、6番に座っています。本日はロペス選手、宮崎選手の連打からの同点タイムリーでした。

 倉本選手は2016年も6番に座っていましたね。ベイスターズは不動のクリーンアップの3人がいますんで、その次の打者が重要なんじゃないかと思います。2015年まではクリーンアップが終われば終わり。倉本選手がもう1本、大事なところでヒットが打てていたということも2016年に3位に入れた要因だったのではないかと思います。2018年はこのまま6番に座るかどうかはわかりませんが、打線に刺激を与えてほしいです。

 ベイスターズさん、本調子ではないですけど、なんとか踏ん張って5割をキープしています。もうちょい。もうちょいで爆発できると思うん…だよー。 

5月9日 マツダスタジアム(ビジター)

De1-1広島