一つ上の順位、阪神さんとのカード。初戦を取って2戦目です。
先発は東投手です。初回はセンター蝦名選手が打球を見失ったことがきっかけで1失点。リズムをなかなか作れない状態から徐々にストレートに比重を置いてからよくなりました。6回表に井上選手にソロ被弾を食らってしまうものの、7回2失点でHQS。好投でした。
打線は3回表に1死から梶原選手の内野安打からの盗塁。蝦名選手とオースティン選手のタイムリー2ベースで逆転。井上選手のソロで追いつかれてしまうものの、その回の裏にはオースティン選手のソロ弾で勝ち越し。
あとはウェンデルケンー森原両投手による継投で逃げ切り。僅差の試合をしっかりと勝ちきりました。
■ストレートがカウント球となっている森原投手
ここ数試合、救援失敗が増えてきた森原投手。本日は三者凡退で抑えきりました。
森原投手というと糸を引くようなストレートが特長ですが、そのストレートが影を落とすというか、いい時期と比べるとキレがあまりよくないように感じます。
本日のストレートは見せ球としてファールでカウントを稼ぐためのボールという位置づけにした配球に見えました。どうもストレートで空振りも見逃しも取れきれていないのが気になるんですよね。
配球の中でストレートの配分が小さくなってしまうと、相手打者は変化球への意識が高まる。そうなると森原投手のスプリットでは簡単に空振りをしてくれなくなる。ストレートへの意識が強まってくれれば、相手打者に迷いが生じてくれると思うのです。
本日は三者凡退でしたが、綱渡りでなんとか抑えきったような感じに見えました。今からストレートのキレを戻すというのはなかなか難しいのですが、これから上位を目指していくには森原投手の力が必要です。なんとかね。今後も踏ん張りながら抑えきってほしいなと思います。
神100001000|2
横00200100× |3
横浜スタジアム(ホーム)
De3-2阪神
勝利投手 東 (11勝2敗0S)
セーブ 森原 (2勝6敗23S)
本塁打 オースティン 22号(6回裏ソロ)