負けが込んだまま、9連戦に突入します。どこか光の差す方向はどこにあるのでしょうか。
本日の先発は大貫投手。初回、2回とランナーを出すもののなんとか粘って無失点にします。しかし3回裏は連打で一気に7失点。本日も早い段階で試合が決まってしまいました。
大貫投手は初回から球が高かったですね。リズムをつかめないうちに降板してしまいました。あまりにも連打が止まらなかったので、リリーフを用意できなかったのでしょうか。投手に打たれた時点でかなり厳しいと思いましたけどね。
点差をつけられ、相手投手も森下投手なので、打線も元気なく沈黙。狙い球がどうだのって話にもならなかったんじゃないですかね。こうやって悪循環が続いていく。打線の調子も上がりようがない。
本日唯一見どころがあったのは、6回に登板した中川投手。点差が離れてしまったので、相手打線も戦う形にはなっていなかったものの、2回をパーフェクトに抑え、計4三振です。2軍成績はあまりよくなかったそうなので、中川投手の1軍昇格は懐疑的でしたが、ナイスピッチング。投げっぷりもよかったですし、ストレートに力がありました。そのためフォークも効果的でしたね。
中川投手だけでなく、起用された若手選手は試合と関係なく、どんどん相手チームに向かっていってほしいです。
■負けが込んだらどういうチーム状態になってしまうのか、球団編成部には知る必要がある
本日で12球団最速の20敗。10年前よりもチーム状態は悪いような気がします。
先発が大量失点。中継ぎが大量失点。要所で一気に大量失点。点差が離れてしまうので、打線もモチベーションが上がらない。負の連鎖が続いています。目を背けてしまいたくなる試合が毎日のように続いています。
でも、ファンは目を背けてもいいと思うんです。これだけ負けが込むと、精神的にやられてしまう人もいるかもしれません。自身のお体はご自愛ください。人様がやっているスポーツを勝手に応援しているだけなんですから。
選手や首脳陣は目を背けようがないですね。自分たちがやっている試合なんですから。目の前の試合で自身の収入に反映されるんですから。負けた試合は反省すべきことは反省して、ゆっくりと寝て、しっかりと切り替えてほしいです。
目を背けようとすればできるけど、してはいけないのは球団編成部です。編成部の皆さんも、それでお金をもらっているんですから。
編成部さん。今のベイスターズさんの試合をちゃんと観てますかね。今の結果はあなたたちの仕事の結果でもあるんですよ。どういう編成をしたらどういう勝ち方をするのか、どういう負け方をするのか。負けが続いたら選手たちがどういう状態に追い込まれるのか。しっかりと観てくださいよ。
終わったことは取り戻せません。しかし、将来は変えられる。どういう補強をしていけばいいのか。来季以降、いや今季中。ちゃんと試合を観ていれば動き方も変わってくるはずです。
それと巨人の梶谷さんの活躍ぶりもちゃんと観てくださいね。どういう選手を手放したのか。理解してくださいよ。
【2021年4月27日対広島戦】
横000100000|1
広00702030× |10
マツダスタジアム(ビジター)
De1-10広島
敗戦投手 大貫 (1勝2敗0S)
本塁打 佐野 2号(4回表ソロ)※Deのみ