やっぱり東克樹投手、いいですね。全てのボールのキレがいい。ストライクゾーンの枠ぎりぎりにいけば、そうそう打てないのではないでしょうか。
高めのストレートと低めの変化球を織り交ぜ、変化球はカーブかチェンジアップが惑わせる投球。嶺井選手の配球も見事だったのではないでしょうか。ただ、8回表の大城選手への7球連続ストレート要求はあまりにも強気すぎやしないかと思いましたけどね。
本日の試合は初回の連打、8回表のピンチでのパットン投手の好投、8回裏の宮本選手による盗塁からの嶺井選手のタイムリーがポイントでした。もちろん、東投手の好投ありきですけどね。いずれにせよ、横綱野球といえるような試合展開でした。強いチームになったもんだ。
東投手というと、ベンチで食べるバナナが話題になってますね。ベンチで食べる姿は平昌五輪カーリング女子になぞられて「もぐもぐタイム」という名称が付けられています。
ベイスターズはバナナのエピソードにことかかない。
2014年。キューバの至宝、ユリエスキ・グリエル選手と三遊間を組んだ山崎憲晴選手(現・阪神)が「打てるバナナ」をプレゼントした。山崎選手が4度渡したうちの3度は、グリエル選手が本塁打を打っている。
2017年。ヤクルトの自由契約によりベイスターズ入りした田中浩康選手は誕生日に石川雄洋選手からバナナをプレゼントされている。バナナが入れられたビニール袋には無造作に「35歳お誕生日おめでとうございます 石川雄洋」とマジックで書かれており、その雑さ加減にファンから反響を呼んだ。
というわけで、バナナとベイスターズは切っても切れない関係なのである。バナナは新入団の選手への歓迎の意味を込めているのだ。ある意味、東投手はベイスターズの伝統を受け継いだと言ってもいいのだろう。
書いていてよくわからなくなってきたが、東投手がベイスターズに来てくれて、よかった…だよー。
4月19日 横浜スタジアム(ホーム)
De5-0巨人
勝利投手 東 (3勝0敗0S)