歴史と共に今反撃開始問題【日本シリーズ2017 第4戦】

11月1日 日本シリーズ 第4戦 横浜スタジアム(ホーム)

De6-0ソフトバンク

勝利投手 濱口 (1勝0敗0S)

本塁打 宮崎2号(5回裏ソロ)、高城1号(7回裏ソロ)

 

 勝った…だよー。日本シリーズソフトバンク相手に勝った…だよー。

 

 私が嬉しかったのは、桑原選手が先頭打者、しかも初球に思いっきり振ってくれたことです。日本シリーズという大舞台でですよ。見てもらいたかったんですよ。桑原選手の思いっきりの良さを。

 

 桑原選手だけじゃないです。シーズン通して見てきたファンは、世間の皆様方に見てほしいですよね。ベイスターズの良さというか。「ベイスターズにもこんな選手がいたんだ!」的なところを。宮崎選手の内角捌きとか、ロペス選手の超ドアスイングとか、倉本選手の片手打ちとか、柴田選手の守備とかさ。やっとですよ。少しずつ出てきましたよ。

 

 ただですね。高城選手の本塁打を世間様に「すごいでしょ」ってご提案することになるとは思いもよりませんでしたね。濱口投手に至っては、「四球を恐れず、思いっきり腕振ってください」と願うしかなくて、「こちとらゲリラ戦で日本シリーズに出場できたんじゃあ。濱口投手が四球で崩れたらおしまい。当たって砕けたら終わりじゃあ」っていう。私はそういう風に思ってました。

 

 濱口投手って、魔球チェンジアップを十八番にしている投手ですが、もう一つの長所はコントロールの悪さ。相手打者は的を絞りづらい。ある意味飛び道具みたいな投手だと思うのです。

 

 高城選手は濱口投手専用機。昨季は山口俊投手の専用機でした。どちらもコントロールに不安を残す投手で、毎度、うまいことやりくりしてくれてます。とはいえ、ベイスターズの中では、戸柱選手、嶺井選手に次ぐ3番手の捕手です。この日本シリーズっていう大舞台でこんな活躍をしてくれるとは、ファンでも想像できなかったのではないでしょうか。

 

 今季のベイスターズは両リーグ最多満塁本塁打7本。3試合連続サヨナラ勝利。CS First Finalどちらも初戦敗退からの勝ち上がり。驚くような試合を多く生み出しています。スポ根マンガみたい。甲子園泥試合も死闘でしたしね。

 

 次の先発は石田投手ですか。高城選手の出場はあるんですかね。もしかしたらシリーズ男になる可能性、あるかもですね。

 

 まだまだこれから。でも、ベイスターズさん、負けたら終わりですよ。がっつりぶち当たって、勝ちましょう…だよー。