2番打者梶谷隆幸×柴田竜拓問題

9月24日 甲子園球場(ビジター)

De2-0阪神

勝利投手 今永 (11勝7敗0S)

セーブ  山崎康 (4勝2敗26S)

2位と4.5ゲーム 4位と1.5ゲーム

 

 勝った…だよー。3連勝だはー。

 

 先発今永投手は低めに集める好投。2死満塁で抑えきった三上投手のハートの強さ。パットン、ヤマヤス両投手の力技で抑え込むリリーフ。ナイス投手陣。初回の2得点を見事に守り切りました。

 

 野手では筒香選手の2塁打、宮崎選手のタイムリーもありましたが、柴田選手の攻守にわたる活躍が光りましたね。絶妙なセーフティーバント。ボテボテゴロのスピーディーな処理。見事でした。

 

 相手先発投手は左の岩貞投手でしたが、田中ピロさんはスタメンで出てきませんでしたね。バッティング不調ということもあるのでしょうが、柴田選手株が急上昇中ということの表れなのかもしれません。

 

 それとは別に、本日は柴田選手が2番でしたね。ここ数日梶谷選手が2番に座ることも多かったのですが、この違いはなんでしょうかね。梶谷選手が久しぶりに2番に座った9月16日以降の試合を追ってみましょう。(それ以前は2番柴田選手が続いていました)

 

 

9月16日対巨人   2番梶谷 相手先発・マイコラス

9月17日対巨人   2番梶谷 相手先発・畠

9月18日対ヤクルト 2番柴田 相手先発・ブキャナン ※宮崎体調不良

9月23日対中日   2番梶谷 相手先発・伊藤

9月24日対阪神   2番柴田 相手先発・岩貞

 

 

 18日の試合に関しては、梶谷選手が5番に入るという急ごしらえのスタメンなので、外して考えましょう。となると、24日をもって「2番梶谷」という打順をやめたという見方もできますね。

 

 私の思う「2番打者梶谷隆幸×柴田竜拓問題」ですが、「投手戦になりそうな1点を取りに行く試合は柴田選手」、「ビッグイニングを作れそうな試合にしたいときは梶谷選手」。そういう振り分けをしていたのかなあと思っていました。

 

 柴田選手はバントが上手なので、桑原選手が塁に出たら柴田選手が送って筒香選手を含めたクリンナップに確実に返してもらう。取れた1点を守り抜く。2番柴田選手の野球ってそういう野球じゃないですかね。

 

 実はそうではなくて、単純に「本当は2番梶谷選手にしたいのだけど、調子が上がらないから2番に置けない」ってことなのかな。大方の見方がそうなのか。いやあ、そうだろうなあ。そうかもしれないなあ。

 

 2番に梶谷選手が入った方が試合にわくわく感が生まれます。相手投手から見ると怖いでしょうしね。ただ、前後に好打者で挟まれる打順なので、柴田選手が入った場合は柴田選手の成長が促されるような気がしますね。

 

 どちらが正解っていうことではない問題なのだと思いますけど、とりあえず、どんな打順に入ろうとも、梶谷選手にもうちょっと頑張ってもらおうというのが正解なのかなと。そう思います。思いませんか。